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宿雪
宿雪(しゅくせつ)
今日はまだとけずに残る雪がまだ目立ちます。宿雪(しゅくせつ)とはそんな雪を表す言葉です。残雪と同じ意味ですが、なんとなく残雪という言葉は、夏山に残る雪というイメージがあります。
今朝は、冷えた透き通る空気に包まれていました。せせらぎの丘には誰かが作った雪だるまが残っていました。枝で目や口もつくったようです。斜めに空を見上げている様子がかわいらしく、思いにふける子どもたちの表情とかぶりました。
上の写真は、棒グラフから気づくことを交流したり、立体の特長を考えたりしている3.4年生の様子です。
おやおや、1年生も自分の思いをノートに記していました。
姿勢もとてもよく、文字もしっかりと書けてきて、4月からの成長の早さを感じました。(^^♪
冠雪 雪冠
初冠雪は(はつかんせつ)と読みますが、冠雪を(かむりゆき)と呼ぶ季語を見つけました。漢字を逆にして雪冠(ゆきかむり)も・・・どちらも棒状のものに積もった雪が冠(かんむり)のようになったことを表現したようです。かむりゆきもゆきかむりも、柔らかくてふんわりとした雪が、解けずに残っている光景にびったりの言葉です。今日は、日差しがあり昨日までの雪がどんどん消えてきました。
さて今日の3時間目に教室を回ると、みんな「かく」活動・・( ..)φ
生活科の発表メモをかいていたり
算数科の棒グラフをかいていたり
図画工作科で絵をかいていたりしました。
おやっ、絵の中に色付けが柔らかくてふんわりとしたかき氷をみつけました。( ^)o(^ )
不香の花
不香の花(ふきょうのはな)
香らない花、匂わない花と、雪を表しています。樹木につく白い雪を花にたとえた言葉です。四季や自然を愛でた昔の人々が生んだ美しい言葉ですね。今朝の佐原小周辺は20cmほどの雪が積もっていました。登校してきた5.6年生が雪はきを手伝ってくれました。
今シーズンの雪遊びは数えるほどです。休み時間になると、子どもたちはたくさんの雪に心躍り、広い校庭で遊びまわっていました。
授業になると気持ちを切り替えてしっかりと学習。1.2年生は、ALTから2月の発音をまねていていました。
明日まで降り積もった雪は残りそうです・・・('Д')
東風解凍
東風解凍(はるかぜこおりをとく)
暦の上では立春の初侯、東風解凍(はるかぜこおりをとく)になりました。五行思想から、東は春を司る方角なので東の風を「はるかぜ」と呼ぶそうです。
今日の4時間目、1.2年生が音楽科を学習していました。
教科書をみると「こぐまの二月」とてもかわいらしい曲です。
歌詞をみると・・
こぐまのーぷうさん あなからーでたが、おやまはふぶき まだはるとおい
しかたがーなくて くりのみーたべて みどりのやまを ゆめみてねたよ
今日は、午後から雪の天気予報です。関東甲信の方は警報級とのこと・・・
東風解凍より「こぐまの二月」の方が、しっくりくる天気ですね "(-""-)"
明日の朝は気を付けたいです。
雞始乳
2024年の立春は2月4日、今日はまだ大寒の末候、七十二候の最後「雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)」です。「とや」は鳥を飼っている小屋。「とやにつく」は鶏が卵を抱いて巣に籠ること。そして鶏から乳が出るわけではなく「乳」の字は卵を産むことを指すそうです。暦の上では冬から春への過渡を表しています。
さて、今朝のさばらっ子はどんな本を読んでいるのかな・・と教室を回ると、絵本、図鑑、ライトノベル、プロ野球データ本、小説とさまざまです。どんな本でも、文字と文章を追うその目線と表情がいいなぁと感じて胸があたたかくなります。
先日NHKで人気ユニットが「心音」というテーマで日本全国の18歳世代1,000人と新曲を作り上げる番組がありました。社会人への過渡にある若者の直面する葛藤や心の内を伝える言葉が深く刺さりました。思いを言葉にできることは「世界で一つの自分の証」と響きました。
子どもたちの成長はとても速いです。18歳なんて、ずっと近くに来ています。
たくさん本にふれて自分の思いを言葉にできる心の世界を広げてね・・とレンズ越しに願いました (p_-)
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