六華日誌

2021年3月の記事一覧

学校の様子から(表彰・登下校指導協力員感謝の集い・同窓会入会式)

3学期の表彰を昼の放送時に実施しました。

・ 福島県書きぞめ展 毛筆の部 書きぞめ賞(5年)  硬筆の部 書きぞめ奨励賞(1年)

・ 税に関する絵はがきコンクール 特別賞(6年)2名

・ 県火災予防絵画・ポスターコンクール 銅賞(2年)

 

昼休みの時間を利用して、普段登下校の見守り活動をしてくださっている方々への感謝の集いを実施しました。

6年間毎日見守り活動をしていただいたおかげで安全に登下校することができたことに対して感謝の手紙をお渡しし、楽器の演奏を聴いていただいたりしました。

見守り隊の皆様からは「子供たちは地域の宝であること、毎朝のあいさつを交わすことが見守り隊の方々にとっても元気の源であること」などのお話をいただきました。

続けて6年生は三河台小学校同窓会への入会式を行いました。同窓会長様から入会記念品を頂戴し、三河台小学校の卒業生になることを誇りに思ってほしいという言葉をいただきました。

 

 

 

 

学校の様子から(6年)

卒業式を一週間後に控えた6年生児童に、校長先生からの特別授業を実施しました。

授業のテーマは「なりたい自分になるにはどうすればよいか」。ピアニストの辻井伸行さんの生い立ちを聞き、自分の将来と照らし合わせながら考えていました。

1組の授業の様子

2組の授業の様子

辻井さんがピアニストになるために時には挫折する中でも周囲の応援を支えに努力し続けたことを聞いた後に、受験勉強を頑張った、スポーツを頑張った等、子供たち一人一人が自分のこれまでの生活を振り返りました。そして最後に「校長先生や担任の先生はいつまでも君たちを忘れず、応援し続けています」というメッセージを聞くと、皆うれしそうな表情を見せていました。

 

 

学校の様子から(校内点描)

2年2組では国語の学習のまとめとして、「自分のお気に入りの場所」のスピーチ発表が行われていました。

「わたしの好きな場所は~」と、クラスメイトの前で発表します。少々緊張しながらも、ほとんどの児童は原稿を見ないで発表できました。自分の意見や考えを伝える力も身についてきました。

3年1組は「エーデルワイス」の演奏。

リコーダーと鍵盤ハーモニカのパートに分かれて合奏します。

3年生になって初めて手に取ったソプラノリコーダーですが、いい音が出せるようになってきました。

5年2組はALTアンドリュー先生との今年度最後のLesson。

ポケモンを題材に、グループ対抗でポイントを増やしていくゲーム感覚で英会話に親しみました。

残り少ない現在の学年で、学習や生活面でのまとめをしっかり行っていきます。

学校の様子から(校内点描・6年社会)

昼休みの様子です。

5年生は鼓笛移杖式のあともパレードや運動会に向けて練習を継続中。

4年生は教室ワックスがけのため机やいすが運び出された広々とした教室を満喫。

3年生は図工で作った粘土作品をうれしそうに見せてくれました。

6年生は社会科の授業。教師がベトナムに研修に行った時の経験を話し、先進国である日本が諸外国のためにできることは何か考えました。

1組の様子

2組の様子

授業のキーワードは「貧しさってつながっている」「自助努力」です。

子供達にはこんな質問をしました。

 「卒業して20年経ったある日、小学校時代の同級生に久しぶりに再会。友達から『最近、仕事クビになっちゃって、今、おなかすいているんだ。助けてくれない?』と、言われました。どうしますか?」

 A おにぎりやパンを買ってあげる

 B 何もしない

 C その他の方法

児童の選択は分かれましたが、「おにぎりを食べさせても根本的な解決にはならない」「その友達のためには仕事を探してあげることが大事」という意見が出ました。

教師からこの考え方が国際支援の大切な理念で、外国の支援にはお金や食糧支援だけではなく「自助努力」を支援する必要があるということを伝えました。

これからの時代を生きていく児童には広い視野を持ち、世界にも目を向けてほしいと思います。

 

学校の様子から(3.11震災追悼集会)

東日本大震災から10年が経ちました。国旗掲揚搭には半旗を掲げ、哀悼の意を表しました。

午後のふれあいタイムには放送による追悼集会を実施しました。

初めに全校で黙とう。その後校長先生の話として、震災当時の様子から日本人の助け合いの精神や礼儀正しさが世界から称賛されたことや当たり前のことが当たり前でなくなってしまった生活をみんなで協力して乗り越えてきたことなどが紹介されました。

これからを生きる三河台小の児童には、相手の気持ちを考える「共生」を誓う日にしてほしいという話もありました。児童はみんな真剣に話に耳を傾けていました。

集会の最後には、学級ごとに「県知事メッセージ」や県教育委員会作成の「3.11に学ぼう」の資料を使って発達段階に応じた指導を行いました。

小学校では1~4年生の多くが震災後に生まれた児童であり、5・6年生も記憶がある児童はほとんどいません。それでも、先日のような大きな地震が起きることは今後も予想されますので、これからも指導は継続していきたいと思います。

保護者の皆様におかれましても、ご家庭で震災当時の話や防災・避難について話されてみてはいかがでしょうか。