佐原小学校日誌

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熊蟄穴

熊蟄穴(くまあなにこもる)
今日の12日から16日ごろまでは七十二候の熊蟄穴(くまあなにこもる)です。熊が冬眠のために穴に隠れるという意味のようですが、暖冬ですから本当に穴にこもってくれるでしょうか(・・? 
とにかく熊さんは早く冬ごもりをしてくださいという思いは、被害のニュースが目立った今年は特に強いです。クマのキャラクターはのんびりとかわいいのですが、野生の本物は全く違います。(;''∀'')

さて、今日も佐原小のこぐま×(*'ω'*)こどもたち〇は、楽しそうに活動していました。
とびなわを使った運動の季節になり、体育館では色々な技に取り組んでいます。

また、1.2年生は4校時に「みんなワクワクランド」を開きました。生活科の学習です。身近な材料で動くおもちゃをつくって、そのつくりや遊び方を工夫する活動の発展で、みんなと楽しみながら遊びを創り出そうとする態度が学びのポイントとなります。
招いたお兄さんお姉さんたちにおもちゃの説明をしてから遊びます。

遊んだら、カードにシールもつけています。

素朴なおもちゃですが、年上の子も1.2年生の期待に応えるように遊んでくれました。教室はみんなで楽しもうとする思いがたくさん満ちていました。(#^.^#)

終わりの言葉で感謝のあいさつをする1.2年生の表情は、はじまりよりちょっと自慢気でした。!(^^)!

冬日向

週明けの月曜日の2校時、教室を回ると1年生が時計を見ながら学習していました。
「なんじ、なんぷん?」自分の一日の生活とかかわらせてたしかめているようです。アナログの時計の時刻の読み取りは経験もかかわってきますね・・・がんばれ~と心で応援しつつ2階に向かいました(p_-)

2階の理科室では、5年生が振り子の実験をしていました。6年教室ではALTと英語の学習・・・

おやっ、3.4年生はどこだ(・・?
と学校を見まわしたら、学級園に花を植える活動をしていました。これからの季節を彩るパンジーです。

ポットから苗を取り出し、地面に穴をあけて植えています。その手つきがやさしくていねいなことに優しさが伝わってきて、日差しとともにあったかい心地になりました。

今はすぐに日が暮れてしまう時期ですが、日中の日差しはよく反射してまぶしいときがあります。
短い冬に光が注ぐ冬日向(ふゆひなた)に花を植える子どもたち、いつもより明るくまぶしく見えました( *´艸`)

冬三日月

「たのしかったぁ~、もっといっしょにあそびたかった!!」
と学校に戻ってきた1.2年生。
「ともだちできた?」との問いに
「いっぱいできた~」との答えがたくさん。

今日は、荒井小学校の2年生と交流することができました。自己紹介の後は一緒に体を動かしました。
佐原小からは1年生も参加していますが、負けまいと力いっぱいかけっこをしていました。

荒井小学校のみなさん、ありがとうございました。(''◇'')ゞ

そして、こちらは
「おなかすきましたぁ~、いっぱいメモしてきました!!」
と学校に戻ってきた3.4年生

「どんなことが分かったの?」との問いに
「石垣の石は基本的に五角形にする。」などなど・・・
荒川資料室の案内をいただき、近くの地蔵原堰堤や霞堤を見学してきました。

歩く途中に水林自然林の植生なども教えていただきました。ありがとうございました。_(_^_)_

今朝は冬三日月を隠すように雲が早く流れる空でしたが、午前中は校外学習をやさしく見守る小春日和となりました。あと2週間ほどで、第2学期もしめくくりですね>^_^<

 

大雪 閉塞成冬

暦の上で今日は、二十四節気の大雪(たいせつ)七十二候の閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)です。天地が塞(ふさ)がれ冬が訪れるということです。

 本日、12:30ごろは14℃

お昼までは小春日和でした。雪の気配はなく、給食のとき、子供たちに・・
「クリスマスプレゼントは、どんなのがほしいの?」
と声をかけると、ゲーム、おもちゃ、編み棒・・・いろいろな声が返ってきました。
「でも、なんだか雪はふらないねぇ、雪がないとサンタさんは来れないんじゃない?」
と問いかけると・・・・
「だいしょうぶ、サンタさんのソリは空を飛んでくるから。」と・・低学年(#^.^#)
「サンタさんは、歩いてもくる。」と・・中学年( *´艸`)
「サンタは、親だから大丈夫。」と・・高学年(*´ω`*)
との答えが返ってきました。
いくつまでサンタクロースを信じるか、いい思い出にしておくにはどうする・・とか、会話のネタになりますね。

さて、お昼休みは校庭でのびのびと遊んでいました。野球、サッカー、ブランコ・・・

そんなとき突然、小雨が降ってきて子どもたちは体育館へと場所を変えていました。
そして、誰もいない校庭の先にはきれいな虹がかかりました。(*''▽'')
しかし、すぐに消えてしまい、撮影できたのは幸運です。
そのあと、強い風も吹いてきて、ひどい天気。これがホントの時雨(しぐれ)でしょうか・・・

でも、今日はクラブ活動の日、クリスマスリースをつくる計画がありました。
おうちの玄関や部屋に飾るのを楽しみにしているようです。
サンタさんがやってきて喜ぶリースをつくってくださいね ^^) _旦~~

 

人を通して本を知る。本を通して人を知る。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」

今朝早く教室を回ると、いつもは高学年が静かに読み始めているのに、今日は低学年・中学年の児童が先に本に向き合っていました。
早速、昨日のビブリオバトル実演を見た刺激かな・・・とうれしくなりました。( ^^) _U~

昨日の午後は、福島東稜高校の司書教諭の先生と生徒さんの3名を本校にお招きすることができました。

お二人の生徒はビブリオバトル県大会出場経験もあります。そのビブリオバトルを本校の児童向けに実演していただきました。
おひとりは「たべもの産地図鑑 野菜」という本

もうお一人は「妖怪アパートの幽雅な日常」という本

5分間と決められた時間で本を紹介します。原稿もありませんからライブのようです。

紹介が終わると児童から質問によるデスカッションがあります。

本の内容について、本との出合いやきっかけ、読書後に変わったこと・・・児童はその場で思いついたことを尋ねていました。
それに対して、小学生でも分かりやすい言葉で、自分の経験と思いを込めた答えが返ってきて、どんどんと質問が重なっていきました。

の機会をとおして、児童は紹介された本の面白さを知るとことはもちろんのこと人は本についてこんなふうに考えることもある。」「本をこんなふうに感じる人もいる。」ということも実感したと思います。

ビブリオバトルのキャッチコピーが「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」です。
本が様々なことに興味を広げるきっかけとなり、さらに読書の幅を広げたり、人に対する想像力も働いたりすることにつながっていくともの考えます。

ビブリオバトル実演後には、高校生活について聞いてみたいことを、自由に問いかけ、応えていただくといった対話活動の時間も設けました。
リアルな高校生の言葉は、さばらっ子の心に響いていました。あこがれも生まれ、なりたい自分を以前より意識できた児童もいました。その新鮮さに感動した教職員もいました。
先生たちにも、対話的な学びとは、「話し合い」を超える「語り合い」とは、今回のような場面を生み出すことと感じてもらえたかな・・・と思いました。

この貴重な機会をつくっていただいた福島東稜高校に心から感謝いたします。

ありがとうございました。

PS

もう一度、やっていただきたいです。次は「私が本を紹介するのを見てもらいたい!」と声を挙げた子がいました!(^^)!

息白し

昨日の給食時の写真です。先週から給食を1階の3つの教室に分散して実施しています。
下記をURLをみると詳しい情報が分かりますが、市内の状況に対応したものです。

https://www.city.fukushima.fukushima.jp/hokenyobo-kt/inhuru.html
冬休みまであとわずかです。注意して学校生活をすすめます。

息白し(いきしろし)
今朝も冷え込みました。霜は昨日よりも広がったように見えます。こんな寒い日に息を吐くと、口からほわっと白い煙が面白く歳を重ねてもあきずに楽しんでしまいます。
登校班の待ち合わせ場所で、児童と一緒に白い息を吐いて遊んでみましたが、うまく撮れませんでした((+_+))

3校時に体育館に行くと、3.4年生がマット運動に取り組んでいました。
前転や後転、腕立ても入れた技も練習していました。それを友達が脇や後方から端末カメラで撮っています。
そして、動画撮影された自分の動きを見ていました。

リアルタイムで自分の動作を確認できる効果的な端末の使い方ですね( ^)o(^ )
ただ、撮影の仕方はいろいろあるようで、うまく撮れるようには経験も必要です。上手に撮れたかな?

今日の午後は、ビブリオバトル県大会に出場したこともある福島東稜高校生がやってきます。

とても楽しみです。その様子はまた明日にご紹介 !(^^)!

 

霜晴れ

霜晴れ
冷え込んで霜が降りた日の快晴を霜晴れ(しもばれ)というそうです。今朝は、吹き落ちてしまった紅葉の周りがきれいに白く縁取られていました。

寒さはあってもよく晴れた月曜日は気持ちがいいものです。

今日も教室を見て回ると、算数科のテストや習熟の学習に取り組んでいました。先生たちも個別に助言しながら進めています。その様子を見て、学期末が近いことを改めて意識しました。

2時間目が終わると、子どもたちは体育館へ直行。
体育館の入口では「まぜて~」と、元気な声が聞こえました。

そして、3時間目になると、また気持ちを切り替えて学習に集中していました

真剣な顔で集中しているときの顔も、楽し気に身体を動かしてときの顔もどちらも晴れやかでした。(^^♪

山茶花

昨日から今日にかけて校内のカレンダーをめくったり切り取ったりしました。12月のはじまりに、今年もあとひと月であることや月日の流れに思いが寄せられます。

昨日は厚い雲に覆われた吾妻の山並みでしたが、今朝は晴れ間があり、白く装った吾妻小富士、一切経山、家形山を見ることができました。手前の刈り終えた田んぼ、茶色に染まる里山、そして雪の山と視線を先に伸ばすと、年の終わりと冬本番に向けた始まりが隣り合わせということも実感します。

あづま総合運動公園の銀杏も枝並木になりましたが、そのすぐ脇に山茶花(さざんか)が咲いているのを見つけることができます。

さて週末の金曜日、2時間目のさばらっ子の様子はというと・・・

5.6年生は体育館でベースボール型ゲームに取り組んでいました。少人数の利点で体育館でも伸び伸びと動き回っていました。

1.2年生は先週の続きで、紙版画を進めていました。インクをローラーにつけたり、バレンで円を描くように台紙にこすりつけたりしています。慣れないことでも力いっぱい取り組む様子に、作品の仕上がりを楽しみにする思いが伝わります。

3.4年生は自習の時間です。先生はこの時間、隣の佐倉小の研究授業を参観に出かけていました。代わりの先生が時々自習の様子を見守っていました。複式学級の利点は子どもたちが自ら学習する姿勢がよく身に付くことです。みんな自分で問題を解いて答え合わせをしたら、別の問題集にも取り組んでいました。黙々とやるべきことに向き合う姿勢に感心しました。

今朝見つけた山茶花ですが、花言葉は花の色によって少し違うようです。でも全般に「困難さに打ち克つ」「ひたむきさ」とのこと。寒い時期にほかの草花が枯れてしまうのに花をつけることからこのような花言葉がついたようですね。

今日のさばらっ子、みんなひたむきに学習していました。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ・・花丸◎

露霜

露霜(つゆしも)
今日で11月は終わり師走を迎えます。日に日に気温は下がっています。校舎近くの山並みは雲にかくれて見えませんが、おそらく露が凍って霜に覆われていると思います。晴れ間があれば白い光景が見えるかもしれませんね。

3校時、3.4年生が端末のアプリを使って佐原にいる生きものクイズをつくっていました。視覚的な効果も高めようと配色機能やアニメーション機能も生かしています。

先生は教えていません。いつの間にか子どもたちが工夫していました。子どもは大人より早く使えるようになることを実感する場面です。



そして4校時は、ALTとの外国語活動です。

英語ができる日本人もどんどん増えていくのでしょうね・・・( ^^) _abcde

さて、1階ホールにヒーターが置かれました。シルバータロウも寒いかな?(*''▽'')

 

木の葉雨

木の葉雨(このはあめ)

広葉樹の枝に残っていた葉も無くなってきました。昨日の午前中はとてもよい晴れ間でしたが、午後は一転して強い風が吹く荒れた天気になりました。
そして、今朝はたくさんの落ち葉が重なっているところがありました。木の葉雨(このはあめ)とは、葉が散りゆくことを雨にたとえた言葉です。木の葉時雨(このはしぐれ)とも言うそうで、閑寂な風雅を感じる言葉ですね。
でも視線を足元に向けると、アスファルト上に木の葉が葉が押し絵のように貼りついています。切り撮った画面にすると、かわいらしい雰囲気になりました。

さて・・今日も教室はどうかなと見て回ると、まず目についたのは6年生算数科のドットプロットと最頻値(@_@)

少し前から教科書に載って学習するようになったもので、知らない大人も多いと思います。この先を生き抜く子どもに育みたいデータ活用能力やプログラミング思考と関連していますね。
子どもたちは、数直線の上にデータをドット(点)で置いて散らばりの様子を考えていました。

次に目についたのは、3年生国語科の物語の学習。教材文が「もちもちの木」です。子どもたちは、主人公の心情を場面ごとに整理してまとめていました。

この教材は、ずいぶんと前から長く教科書に使われていています。絵本が原作で挿絵が切絵です。物語のクライマックスの場面で、もちもちの木に灯りが散りばめたようにともる絵がとても美しい。

今日は、木の葉雨のせいか、散らばりに目がいきました・・・(@_@;)

2年生さん、ばらばらに散らばした九九もがんばろうね\(◎o◎)/