佐原小学校日誌

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不香の花

不香の花(ふきょうのはな)

香らない花、匂わない花と、雪を表しています。樹木につく白い雪を花にたとえた言葉です。四季や自然を愛でた昔の人々が生んだ美しい言葉ですね。今朝の佐原小周辺は20cmほどの雪が積もっていました。登校してきた5.6年生が雪はきを手伝ってくれました。

今シーズンの雪遊びは数えるほどです。休み時間になると、子どもたちはたくさんの雪に心躍り、広い校庭で遊びまわっていました。

授業になると気持ちを切り替えてしっかりと学習。1.2年生は、ALTから2月の発音をまねていていました。

明日まで降り積もった雪は残りそうです・・・('Д')

東風解凍

東風解凍(はるかぜこおりをとく)
暦の上では立春の初侯、東風解凍(はるかぜこおりをとく)になりました。五行思想から、東は春を司る方角なので東の風を「はるかぜ」と呼ぶそうです。
今日の4時間目、1.2年生が音楽科を学習していました。

教科書をみると「こぐまの二月」とてもかわいらしい曲です。

歌詞をみると・・

こぐまのーぷうさん あなからーでたが、おやまはふぶき まだはるとおい 

しかたがーなくて くりのみーたべて みどりのやまを  ゆめみてねたよ

今日は、午後から雪の天気予報です。関東甲信の方は警報級とのこと・・・

東風解凍より「こぐまの二月」の方が、しっくりくる天気ですね "(-""-)"

明日の朝は気を付けたいです。

雞始乳

2024年の立春は2月4日、今日はまだ大寒の末候、七十二候の最後雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。「とや」は鳥を飼っている小屋。「とやにつく」は鶏が卵を抱いて巣に籠ること。そして鶏から乳が出るわけではなく「乳」の字は卵を産むことを指すそうです。暦の上では冬から春への過渡を表しています。
さて、今朝のさばらっ子はどんな本を読んでいるのかな・・と教室を回ると、絵本、図鑑、ライトノベル、プロ野球データ本、小説とさまざまです。どんな本でも、文字と文章を追うその目線と表情がいいなぁと感じて胸があたたかくなります。

先日NHKで人気ユニットが「心音」というテーマで日本全国の18歳世代1,000人と新曲を作り上げる番組がありました。社会人への過渡にある若者の直面する葛藤や心の内を伝える言葉が深く刺さりました。思いを言葉にできることは「世界で一つの自分の証」と響きました。

子どもたちの成長はとても速いです。18歳なんて、ずっと近くに来ています。

たくさん本にふれて自分の思いを言葉にできる心の世界を広げてね・・とレンズ越しに願いました (p_-)

風冴ゆ

風冴ゆ(かぜさゆ)

2月初日は、身に染み通る冷たく鋭い風が吹く一日になりました。
朝は、吾妻山の上空の雲が激しく動き、日中は晴れ渡っても校旗が強い風にバタバタとなびいていました。

今日の佐原小の様子は三つご紹介('◇')ゞ
まず全校朝会県理科作品展に出品し表彰を受けた児童の研究を全校生で聞きました。柑橘系の成分の働きを調べてどのように生かすことができるかといった内容です。下級生も上級生も感心して真剣に聞き入っていました。

次に学校評議員会。ふだんの授業を参観していただき、その後、校長室でこれまでの学校の状況をお伝えました。年末に実施した児童と保護者のアンケート結果もご覧いただき、第3者の視点からご意見をいただきました。

そして、学習ボランティアの来校。5.6年生家庭科のミシンを使う実習のお手伝いをしていただきました。後日、もう一度お手伝いをお願いしています。

ご多用のところ、そして風が強く寒いときお力をいだけたこと、心から感謝申し上げます。_(._.)_

霜天

霜天(そうてん)

今日の福島は暖かくなるという予報ですが、早朝は放射冷却現象で霜が降りました。霜の降りる冬の明け方の空は、寒さが満ちて気が張り詰めたようになります。でも、日が昇り徐々にあたたかくなると気持ちもゆるみ、落ち着いて考える余裕が生まれてくるように感じます。

2時間目、教室を回ると算数科を学習していました。3年生はコンパスを使って二等辺三角形の作図、4年生は小数のわり算です。どちらもノートをよく使っています。

5.6年生は、同じ問題の解決に取り組んでいました。

6年生は小学校算数の総復習を進めていて、5年生の内容ではここが苦手なポイントなのでしよう。先生は5年生の教科書のコピーを6年生に渡して教えていました。複式学級だとこのような学習もできる利点があると感じます。

さて、今日で1月も終わり、明日から2月です( ^ω^)・・・

 

彼誰星 誰時星

今日はEAA来校日。教室で進める様子を見てて、何気にひと昔前は中学校で学習してたなぁ・・と(*´ω`)
改めて、これからの我が国の社会を生きるために求められる言葉とコミュニケーションだと思いました。

「6年生はまもなく中学生、がんばれ!!」と心で応援して教室を出ました。

 

彼誰星(かわたれぼし) 誰時星(たれどきほし)
今朝はうす暗い東の空に輝く金星を見つけることができました。日が昇ると、あっという間に見えなくなりました。これを「明けの明星」と表現する言葉はよく知られていると思いますが、ほかに、彼誰星(かわたれぼし)誰時星(たれどきほし)と呼ぶ言葉がありました。
夕方を黄昏時(たそがれどき)といい、朝方を彼誰時(かわたれどき)ということと繋がっているのかなと思いました。
暗いと人の顔が区別つきにくいので
彼は誰ぞ(かわたれぞ)→かわたれ→かわたれ時
その時、空に金星が輝いて彼誰星(かわたれぼし)、同じように誰時星(たれどきほし)なのでしょうか(・・?
よく調べてみたいと思います。
・・・海外の人が日本語を学ぶほうが、難しいでしょうね"(-""-)"・・・

朝まだき

朝まだき

朝まだきとは、夜の明けきらないころを表す言葉です。早朝は空が晴れ渡って、吾妻山の上に月がよく見えました。とても気持ちのよい月曜日を迎えることができました。先週の雪も消えています。

今日は、業間になると体育館に集まる子供たち、ボール運動をしたり縄跳び運動をしたりと元気な姿を見せてくれました。

4時間目の様子は・・・
1.2年から「ある、ある♪」「ない、ない♪」と掛け声と手拍子が聞こえてきました。
今日はスクールカウンセラーの来校日。対人関係を円滑にする集団遊びに取り組んでいました。

5.6年生教室では社会科。6年生が戦時中の様子を資料から調べている間、先生と5年生はコンビニエンスストアを例に情報活用について話し合っていました。

3.4年生は体育館で運動していたようです。このあとは給食です。おなかがすいたなぁという様子で校舎に戻ってきました。

子供たち、みんな元気にそろっての一週間スタートです !(^^)!!(^^)!!(^^)!

雪丸げ

雪丸げ(ゆきまろげ)

昨日の子供たちの雪遊びの跡が正面玄関に残っていました。小さな雪だるまです。今朝、登校してきた1年生が雪だるまの上に、もう一つ雪つぶてを重ねていました。

雪丸げ(ゆきまろげ)とは雪だるまをつくることを表す言葉です。あまり使わない言葉なので、少し調べたら、雪転がし(ゆきころがし)と同じとのこと。そして、京都老舗店の和菓子にこの名前がありました。

「ゆきまろげ」と声にすると、その響きは、なんとなく楽し気です。子どもたちが無邪気に雪で遊んでいる光景も感じてきます。

さて、週末の金曜日、教室を回ると1.2年生は図画工作をしていました。ストローを材料に組み合わせて、工夫して動くしくみをつくっていました。「見て、見て」と動く様子を紹介してくれます。

3.4年生も図画工作。木版画の原案を描いていました。海の生きものや鳥が人気のようです。昆虫もおすすめですよ( ^^) _

楽し気になにか形づくろうと夢中になっている子どもと、雪だるまをつくっている子どもは同じだなぁ・・・と勝手に納得してほほが緩みます。

一方、5.6年教室に回ると、6年生は算数のまとめ。つるかめ算に苦戦していました。

ヒントを伝えようとしますが・・・

「自分で解決する"(-""-)"」と強い意欲を見せます。必死に考えている姿もうれしいですね。(#^^#)

休み時間には、大谷グローブでキャッチボールをする様子も楽し気でした。(#^.^#)

寒さが続く週末ですが、来週も元気に登校してきてほしいです。

寒林

寒林(かんりん)

今朝の雪の中、枝ばかりのイチョウが並ぶ奥行きの空間は、深閑とした静けさが広がっていて、いつもより凛とした寒さを感じました。冬木立というより寒林という言葉がしっくりきます。

そんな朝でしたが、子どもたちはしっかりと足元を温かくして登校してきました。

1時間目から、国語科と算数科の学習に取り組んでいます。

とても落ち着いた態度で、課題に向き合う視線に感心します・・・(*^-^*)

業間には、気温が5度にも満たない冷えた体育館で、縄跳び運動にも取り組んでいました。個別の練習の後は、ふた組に分かれて長縄跳びの練習もしています。

冬深む寒さの一日ですが、元気な子どもたちの姿に先生たちも胸があたたまるようです(#^.^#)

味噌かんぷら

時々、給食には郷土料理が出ます。郷土料理は、旬の食材と伝統の味を楽しみながら、地域の自然・文化・歴史を知ることができます。先日は「いかにんじん」が出て、今日は「味噌かんぷら」さて、どんな感じかな・・・と思っていたら、写真のもの。

あれっ(・・? イメージとちがう・・・うちのものとはちがうなぁと思いました。

でも甘い味噌味のじゃがいも!(^^)! おいしくいただきました。

調べてみたら農林水産省のHPに郷土料理として「みそかんぷら 福島県」と紹介がありました。そこに載っていいる説明を引用すると
古殿町など福島の一部の地域では馬鈴薯のことを「かんぷら」と呼び、主食として食べる文化が根づいている。由来は馬鈴薯のオランダ語「アールダップル」が訛ってかんぷらへと変化したのではないか、と言われており、主な産地は郡山市や南相馬市、いわき市などが挙げられる。このかんぷらを皮のまま味噌や砂糖やみりんなどと炒めて作るのが「みそかんぷら」。馬鈴薯を生産している農家で、出荷できないほど小さな芋を家庭で食べるために考案されたアイデア料理だ。甘い味噌の味付けはおやつにぴったりで、大人から子どもまで楽しめる一品となっている。』とありました。
なるほど、今更ですが、そうだったのかと思います。そういえば、こいもの味噌炒めとも言っていたような・・・

食べた子どもたちに感想を聞いてみたら、おいしかったとの声もあれば甘い・・・と反応はそれぞれ違っていました。ジャガイモも、ちょっと固いという声もあり、
「シャキシャキなじゃがいもとホクホクのじゃがいも、どっちが好き?」と聞くと
ほとんどがホクホクという声が返ってきました。

考えてみると郷土料理は色濃く我が家の味が伝わるもの。

給食に出ると、みんな一言あるメニューかもしれませんね・・・(#^^#)

冬薔薇

冬薔薇(ふゆそうび)

薔薇を古語で「そうび」ということから、冬薔薇を「ふゆそうび」と読むそうです。香りのバラ園に蕾を見つけました。冬空の下で、周りはほとんど茶色い葉なのに、この枝は花を開かせようとしていて、とても健気(けなげ)に感じました。今、頑張って咲かなくても・・もう少しあたたかくなってからでもいいのに・・でも見守るしかないか・・・などと思いが巡ります。

今日のさばらっ子からも、冬薔薇のように健気さが伝わってきました。なわとび運動の場面です。

長く子供たちをみていると、ときになわとびが思うようにできずに泣いていたり、縄を投げ出したりする子もいるのが事実です。そんなとき、先生たちは心が前向きになるように、落ち着かせたり励ます言葉をかけたりしています。しかし、さばらっ子はみんな意欲的に練習に取り組んでいます。新たな技に挑戦したり跳べる回数を増やしたりしています。できずともあきらめずにやっています。そんな姿から健気だなぁ( *´艸`)と目尻も下がってきます・・

なわとびの練習が終わると、すぐに気持ちを切り替えて学習もできます。5.6年生は社会科の授業。歴史を学ぶ6年生は長く続いた戦争について教科書や資料を読み取っていました。

教科書に「原爆ドームはどうして世界文化遺産になったのかな。」との記述をみつけました。さてさて、どうしてか・・・この問いの答えに自分の言葉で届くことができたら、冬薔薇も咲く、よい学びになりますね。(*^-^*)

款冬華

前週の土曜日が大寒、そして24日までが七十二候款冬華(ふきのはなさく)」です。款冬(かんとう)とは蕗(ふき)のこと。ぽつぽつと蕾を見せることはまだないだろうと思いながらも、今朝は地面を見渡しました。昨日は、雪でなく雨の一日でしたので・・・

やはり、まだまだ蕗の気配はありません。福島の冬はこれからが本格的・・・ですね( ゚Д゚)
週明けの雨の月曜日はなんとなく校内も静かです。元気がないわけではないのですが、午前中は、まだエンジンの出力が上がらないといった感じでしょうか・・・

そんな中でALTが、元気に声をかけてくれて、学習が進むことをうれしく思いました。

そして、今日の給食は人気のカレーライス。食べたら午後は、エンジンの出力が上がるかな・・( `ー´)ノ

初空月

寒い日に息を吐くと白く見えることを「息白し」、空に飛行機雲ができるのも同じ原理だとか。今朝はかなりはっきりとしたひこうき雲が、安達太良山の方から佐原小の上に伸びていました。なんともなくいいことが舞い込んでくるようで少し胸躍る朝になりました。

気温は12度を超え風もなく、とてもおだやかな日和の午前中、3.4年生が福島市民家園を見学に行きました。社会科の学習です。百年以上前の民家の暮らしぶりの様子を説明いただきながら学習しました。

屋根、煙だし、壁、柱といった家のつくり、炉、鉤、火棚、かまどといった家屋内の工夫、そして、当時の衣食を自前でまかなってきたことも教えていただきました。自然の恵みと人間の知恵にも感心していた様子です。

道脇にある祠の意味も聞いていました。自然の中に当時の人々は神様をみてきたことも感じたでしょうか・・・

初空月(はつそらづき)とは陰暦1月の異名です。3学期が始まって2週間が過ぎました。いまのところふつうの学校生活がすすんでいることを改めてありがたく思います。

能登の復旧が一日でも進みますように、子どもたちが元気に過ごせますように_(_^_)_

耐冬花

耐冬花(たいとうか)
雪解けはしていますが、まだあづま体育館脇の池には厚く氷が張っています。でもそんな寒い中でも、艶やかな赤い花を見つけました。

寒椿(かんつばき)です。名前の由来は葉が丈夫だから「強葉木(つばき)」とか、葉が艶々してるから「艶葉木(つやはき)」、または葉が厚いから「厚葉木(あつばき)」が変化して名付けられたという説があるようです。
その椿の別名が耐冬花(たいとうか)まさに寒いえてを咲かせています。

今日もさばらっ子は寒さに負けず、学習や運動に取り組んでいます。木曜日なので、朝は姿勢体操からスタート。

授業になると、早速テストもあれば、国語科の発表もありました。4年生の発表を聞いた3年生が感想や意見を述べる場面もありました。2年生がかけ算をやる間に1年生も計算練習をしています。

業間の元気わくわくタイムはみんなで跳び縄運動です。一人一人できる技に挑戦したあとは、長縄を使った8の字跳びにも取り組んでいました。

 

寒さに負けず活動する子どもたちから大人は元気をもらうように思います!(^^)!

頭にかぶっていた雪がなくなり、玄関のパンジーも椿のように色艶やかに咲いていました。

 

雪の雫

昨日の雪は解けずに残り、今朝は周りの道が圧雪で凍っていました。わずかに解けたところも氷が張って落ち葉が留まっていました。
今日も子どもたちは防寒靴を履いて、慎重にしっかりとした足取りで登校してきました。

さて、昨日の午後「さばらっ子タイム」で鼓笛の練習に取り組んでいた様子が下の写真です。
新たな編成になり、校歌の練習をしています。1年生もポンポンから鍵盤ハーモニカの演奏です。先生の指導を受けて頑張っていました。そして、6年生からも教えてもらっていました。見ていると6年生の声の掛け方が優しくていねいで、下の子はみんな素直に聞き入れて組んでいます。異年齢交流のすてきな姿を見せてもらって、胸があたたかくなりました。(#^.^#)

今日はこれから気温も少し上がってくる予報です。屋根や樹木の雪が解けた水の滴り雪の雫(ゆきのしずく)がたくさん落ちてくるでしょうか・・・鼓笛のリズムのように軽快だといいのですが(#^^#)

吹越

吹越(ふっこし)
風の強い日に山に降っている雪が里に飛んでくる様子や風に吹かれて舞い散る雪のこと、いわゆる風花(かざはな)のことを、群馬の方言で吹越(ふっこし)と呼ぶそうです。

今朝の佐原地区は、何となく風花より吹越という言葉が合う天気模様です。

樹木の枝に雪がつき、校歌の石碑の頭にも雪がかぶっています。高学年は登校すると進んで雪はきをを手伝ってくれました。さすがです!(^^)!

そして、2時間目が終わると・・・やっぱり!! 大半の児童が防寒具を身に着けて外に飛び出していきました。

真っ白な校庭で雪遊びを楽しみました。今日の雪はさらさらして固まらないのですが、雪玉をつくって投げたり、雪ダルマをつくったりしています。雪の中の追いかけっこも楽しそう・・・( ^)o(^ )

先生も一緒になって遊んで、子供たちも笑顔になって遊びまわる様子を見ていると、思わず目尻も下がります( *´艸`)

 

団子さし

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元旦を中心とした正月に対して15日を中心とした正月が小正月。地域によりますが、昔はこの小正月に餅をついたそうです。その餅で飾ったのが団子さし(だんごさし)。あざやかに色を付けて枝に飾ると、まるで花が咲いたように美しく感じられます。

ちいさい子たちが喜びながら飾る様子を見ていると、とても可愛らしく思わず頬が緩みます。

縁起物と子どもたちが一緒だと福が舞い込んでくる思いになりますね( ^^) _U~~

さてさて、保健室前の掲示板にも「健康おみくじ」が飾られました。おみくじをひいてその番号をめくると、健康に過ごすための言葉があります。おおっ~、さっそく「大大吉」を引いたようです。!(^^)!

(._.)どれどれ・・・わたしも引いてみよう!! ・・・・中吉でした。

これからもみんな健康で過ごせますように!!

鏡開き

昨日から給食が始まりました。昨年末は分散していただいていましたが、みんな元気ですので、さっそく全校給食を始めています。今日は、米飯を主食に納豆もありました。

今日は1月11日鏡開き(かがみびらき)の日です。給食のときに、
「鏡開きって知っている?」
と問いかけてみました。そうしたら、3年生の男の子から、
「知ってる。今日は11日だから・・・」
との声が返ってきました。
近年は、ケースに入った飾りのような鏡餅が店舗にたくさんあるので、いまの子どもたちは知らないのでは・・・と思っていたので少し驚きました。

さすが、さばらっ子 !(^^)!

正月の年神様の依り代の鏡餅。年神様がいる松の内が明けた11日に鏡開きをするとのこと。松の内は地方によって違いますし、実はもともと武家社会の行事で徳川三代将軍の家光が4月20日に亡くなったから月命日の20日を避けて11日になった・・・とのようですが (・・)?

実際に鏡開きをしなくても、今日は新学期の3日目、お正月に区切りをつけるのには、ちょうどよい日ですね。

冬曙

冬曙(ふゆあけぼの)

冬至は過ぎましたが、まだお日様が昇る時間は遅く、子供たちの登校前に空が明るむ手前の夜明けを見ることができます。空が夜の色から青い天の色に移っていくのを目にすると一日が始まることを実感しますね。
こんな夜明けを冬曙(ふゆあけぼの)または冬暁(ふゆあかつき)といい、言葉を声にすると、なんとなく凛とした空気が漂ってくる感じがします。

さて、さばらっ子の2日目の様子は・・・
1時間目から教室をまわると、5.6年生は算数科の学習です。6年生の教科書をのぞくと、しあげに取り掛かっていました。これまで学習した総仕上げに入るようです。苦手な内容を克服させたいものです。

3.4年生は国語科。3年生は俳句、4年生は短歌の学習でした。先生の指示で、どちらもまず五・七・五などの形式をたしかめていたようです。字余りや字足らずに、どうしてと疑問を声にする子もいました。複式学級だと短歌と俳句が一緒に学べるので、この後はぜひ学年間の交流もできれば面白いですね。

そして、1.2年生教室を回ると、1年生は国語科?漢字やカタカナの答え合わせをしていました。カタカナの正しい表記を指導されていました。一方、2年生は課題が終わっていたようで、3学期のめあてを掲示できるように仕上げていました。

ゆっくりと、おだやかに、そして着実に第3学期の授業があけてきました・・・( *´艸`)