佐原小学校日誌

Blog

百代草

百代草(ももよぐさ)とは、菊、ヨモギ、露草の総称、または菊の異名とされます。

写真は同じキク科のダリア。赤、桃、黄、白と色ちがいで一緒に咲く様子は、仲のよい友達に見えてきます・・・

さて、今日の午前中、5・6年生は、荒井小学校に訪問させていただきました。佐倉小学校も一緒の3校交流です。体育館でドッジボールをしたり、英語で自己紹介やゲームをしたりと仲良く活動しました。上の写真・・・

3つの小学校の6年生が肩に腕を回して団結しています。そして、力強く大きな掛け声をあげていました。

この場面を目にしたときは、とてもうれしくなりました!(^^)!

学校に戻った子供たちからは、
「とっても楽しかったです。」
「たくさん友達できました。」
「早く中学校に行きたいです。」
と、期待をふくらませた喜びの声がたくさんありました。(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)(*^-^*)

荒井小学校、佐倉小学校のみなさん、ありがとうございました。

豊の秋

今日のプラスワンBlogです。写真をご覧ください。

豊の秋(とよのあき)
稲がよく実った秋のことを表す言葉です。今日の午後、3・4年生が「稲刈り」を体験させていただきました。
たくさんある米作りの作業の一部でも、学校の目前で体験させていただけることに、とても感謝しています。

「知っている」と「やったことがある」は大きく違います。

「稲刈り」の言葉に連想し、連なるイメージも、きっと豊かになりますね・・・(*^-^*)

空蝉

先週の15日(金)に、3・4年生国語科の授業研究会をしました。

3年生は、主人公の心境の変化を考え、4年生は一輪の秋桜に込められた意味を考えることをねらいとした複式の授業です。

授業後には、来校いただいた先生からご指導をいただきました。本校が目指す授業改善への助言です。
「考えを広める」と「考えを深める」とは違う。本校が目指す「考えを深める」とはなにか、児童の具体的な姿から共通理解する。
複式学級の間接指導では、子どもが没頭できる課題が必要である。
文学教材を扱うときは、指導者はほれ込むほど読み、めりはりのある指導をすると魅力的な授業ができる。
・・・他にもたくさん、教師として学ぶべき言葉をいただきました。

教師もよい授業をしたいと思うなら、貪欲に学ぶ姿勢が必要です。
「・・・そうだったのかぁ!!・・・」
と、子供の心の深いところを動かす授業をこれからも目指します。

さて、最近、見て驚いたものを紹介します。心動かされました ^^) ・・
・・・蝉の抜け殻です。落ちずに綱に並んで付いていました!! あづま運動公園の広場です。

我が国では、蝉の抜け殻を、形あるけど中身は空っぽなことから空蝉(うつせみ)と呼びます。源氏物語にも架空の女性の通称としてあり、儚げなものの象徴のようです。

しかし、Webで調べると、なんと幸運の象徴!!
中国では「再生と復活」
南フランスでは稀に発見するから「幸運を呼ぶ虫」
他にも・・・(^ム^)
→ 蝉が羽化に成功した証だから「物事が成功する」
→ 抜け殻はくっついて離れない粘り強さがあるから「落ちない」  
→ 幼虫は長い間土の中で成虫になる準備をしているから「忍耐強い」  
・・・などの象徴として、蝉の抜け殻をとらえていました。
同じ対象でも、そのとらえ方は違うとよく分かりました。

こぼれ萩

昨日の午後は6年生の陸上練習日。すぐお隣のあづま総合運動公園で練習しました。10月初旬の大会に向けて頑張る姿に、たくさん励ましの声を掛けたくなります。

近くでは県内の中学生が、駅伝大会に向けて練習していました。力強く颯爽と走る姿はとてもかっこいいです。

中学生が走った道の脇には、小さな豆の形をした赤い花がたくさんあり、目を引きました。でも、満開は終わりのようで散り始めています。

・・・紅色の萩(はぎ)でした。「こぼれ萩」とは、秋の七草の萩は仲秋のころ散り始め、足元を彩る様子のことです。

そういえば、万葉集で一番詠まれている植物は桜より萩が多い(・・?と思い出し、どんな歌があったかと探すと、次の歌を見つけました。

の野に 咲ける風に なびける上に の露置けり 大友家持
( 秋の野に咲いている秋萩、その萩が秋風になびいているその上に秋の露が置いてあるよ)
 
これだけ暑い日が続くと、早く峠を越して涼しい風が吹く日を心待ちにします。この万葉歌も「秋」の漢字が何度も出てきて、作者は同じような心境だったのかもしれないと想像しました。

そして、萩の花言葉は「思案(あれこれ考える)」「柔軟な精神」・・・

今日は、さばらっ子が思案する様子を見つけたいと思って教室を回りました。

 

どんなかんじに液体ねんどを紙の上にのせようかな(・・?

学習の振り返りをどう書こうかな(・・?

このワークの問題は(・・?

子供たちが思いや考えをめぐらし没頭する時間、たくさんつくれる学校でありたいですね・・・

おまけに・・・

とまっているアキアカネをみつけました。まちがいなく、秋は近づいてます。

さて、結びに前述の大友家持の歌に「秋」はいくつあるでしょうか(・・?

こたえ


5つです!!

「萩(はぎ)」の中にも「秋」がありました( ^^) _U~~

鶺鴒鳴

 

少し涼しい今日の2校時は、校庭で体育科の授業ができました。5.6年生が1.2年に教えながらベースボール型ゲームを進めています。しばらくぶりに地面の上で、子どもたちが元気に動き回る姿をみることができました。(#^.^#)

9月13日から17日にかけては七十二候の 鶺鴒鳴 (せきれいなく)

昨日、あづま総合運動公園の芝生の上で長い尾を上下に振りながら歩くセキレイ(と思うのですが(*_*;・・)撮れました。こちらが近づくと少し歩き、近づくとまた少し歩き、警戒しながら一定の距離を保っています。仲間も寄ってきてチチッと鳴いてはパッと飛び立つ動きがとても軽やかです。その様子が子供のようでかわいらしい( ^)o(^ )

昨日のお昼、校外学習の杉妻小3年生が本校にやってきました。

体育館で昼食をとり、順番に佐々木牧場に見学です。最後の学級が残ったとき、さばらっ子も昼休み。一緒にドッジボールをして遊びました。いつもと違う雰囲気で、夢中になって遊ぶ子どもたちは、みんなニコニコしていました。

見ているこちらもニコニコ !(^^)!   シアワセがあつまってくるような感覚になりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

 さて、改めて今日の午前中は、さばらっ子のニコニコを捉えたいと思いながら学校をまわりました・・・。

 そして、今日の給食・・・

佐原小6年生が考えた「さつま汁」「りっちゃん風サラダ」「チーズ入りハンバーグ」が献立に入っています。

とっても美味しくいただきました (^O^)

 

落葉道

昨夜の強い雨で、一層落葉が広がりました。落葉道(おちばみち)ができています。

落葉といえばですが、日中は強い暑さが残り、なんだか季節がよくわからないですね・・・

さて、今日は担任が午前中出張で、1.2年生の補欠の時間のことです。
ワークテストが終わった児童は本を読んでいいよと・・・
教室備えの本だけでなく、電子図書館の本も読んでいいことにしていました。

見てると、端末画面の図書には集中していない感じです。
普通の紙図書のときは、じっくり読んでいる姿が見えるのですが・・・
慣れ? だろうか、経験不足??だろうか、といろいろ考えながら観察をしていました。

本を読んでいる感覚が得られにくいのかな・・・

本の独特な雰囲気を得られないのかな・・・

子どもにじっくり腰を据えて読んでもらいたいなら、紙書籍なのか・・・

でも、デジタルだと、複数の図書もいっぺんに読めるし・・・

正直、まだよくわからないところです "(-""-)" "(-""-)" "(-""-)"

ほかの小学校ではどうでしょう(・・?

残炎

昨日Blogお休みしましたので、今日は、特別にもうひとつUP( ^ω^)・・・

残炎(ざんえん) 秋になっても残り続ける夏の暑さのことです。

なかなか引かないこの暑さ・・・午後は屋外はもちろん、体育館でも運動が難しい状況になりました。

そこで、本校では涼しい校舎内のホールを使ってバトンパスの練習をしました。

10月の陸上大会に向けて、練習頑張ろう !(^^)!

また、あした (@^^)/~~~

 

水引の花

菊、秋桜、リンドウ、秋にも美しい花がたくさん咲きほこります。でも、それらの目立つ花にかくれて、木陰にひかえめに咲いているのがミズヒキの花です。この花の大きさはとても小さく、花が開いて裏返すと白い色が見えます。紅白の花が枝に長く伸びてつく様子が祝儀袋に飾る水引とそっくりでこの名前で呼ばれるようになったとか・・・

ミズヒキの言葉「感謝の気持ち」

そして、水引にはひもを引いて結ぶということから人と人を結びつける」という意味があります。

さて、今朝は市内一斉オンライン学習、緊急時を想定したときの取組です。

学校と家庭が、WI-FIと端末で結びつきました。小学生は一人でできる子とできない子がいるのが正直なところです。ご家庭のご協力があってこそ実現できました。

本日は、ありがとうございました。感謝申し上げます。

かひなしや 水引草の 花ざかり  正岡子規

 

秋風落莫

秋風落莫(しゅうふうらくばく)
「落莫」は誰もいない様子を意味します。にぎやかな夏の世界がおだやかになって秋の風が吹くころ、少しもの寂しさを感じると表したい言葉のようですね。

今日9月8日は二十四節気の「白露(はくろ)」その言葉のとおり、今朝は大気に漂う水分が蒸気となり、露に変わり水滴が草花に落ちていました。

さて、今日は週末の金曜日、曇り空で学校の周りが静かな時間が流れているなか、さぱらっ子の学習の様子を少し紹介すると・・・(^0_0^)

6年生は、この前も紹介した物語について考えていました。

ストーリーの終末の場面を思索する表情・・・とても印象的でした。

みんな真剣・・・"(-""-)"

そして、子供たちなりの言葉で、クライマックスに主人公が見い出した新たな価値や生きる意味に迫れたら、すばらしいと思いながら見ていました。物語全体の文中には「村番」「人前」「匹」「もう度」の言葉もちりばめられていて、主人公の名前も「太」、「」がつなぐ面白さまで気付けば大したものと思います。そして、作品の原典「人の海」も読んでみようと思えたら深い学びとなりますね。(*^^)v

一方、3.4年生は体育館で、元気に走り回っていました。投げられたボールをよけながら走る鬼ごっこ的なゲーム要素もあって、とても楽しそうでした。ようやく思い切って運動できる季節になってきたことをうれしく思いました。

台風13号が近づいています。大きな被害が出ませんように_(_^_)_

週明けには、さらに秋が進むでしょうか・・・

熊野古道

キャラクター化されたクマはとてもほのぼのとしています。でも、本当のクマに出遭い被害をうけるニュースをよく見聞きします。本校は位置的にクマが出没する可能性のある環境です。
昨日6日(水)は、福島大学の望月先生を講師に招き、リアルな熊について学ぶ防災教室が開かれました。

 

「正しくおそれることが大事です。」の言葉が大切と思いました。

さて「熊についておそれる」にあてる漢字は「恐れる」「怖れる」「畏れる」「懼れる」のどれか?
キーボードでこの言葉を入力すると、すぐに変換されるのは「恐れる」
でも「畏れる」もいいのでは・・・
熊の語源には、「隈」があり、クマはカミの古語・・・とのこと。

熊と子・・・

熊の子ども・・・

熊の子どう・・・

熊野古道(くまのこどう)・・・(>_<)(>_<)(>_<)