Blog
霜晴れ
霜晴れ
冷え込んで霜が降りた日の快晴を霜晴れ(しもばれ)というそうです。今朝は、吹き落ちてしまった紅葉の周りがきれいに白く縁取られていました。
寒さはあってもよく晴れた月曜日は気持ちがいいものです。
今日も教室を見て回ると、算数科のテストや習熟の学習に取り組んでいました。先生たちも個別に助言しながら進めています。その様子を見て、学期末が近いことを改めて意識しました。
2時間目が終わると、子どもたちは体育館へ直行。
体育館の入口では「まぜて~」と、元気な声が聞こえました。
そして、3時間目になると、また気持ちを切り替えて学習に集中していました。
真剣な顔で集中しているときの顔も、楽し気に身体を動かしてときの顔もどちらも晴れやかでした。(^^♪
山茶花
昨日から今日にかけて校内のカレンダーをめくったり切り取ったりしました。12月のはじまりに、今年もあとひと月であることや月日の流れに思いが寄せられます。
昨日は厚い雲に覆われた吾妻の山並みでしたが、今朝は晴れ間があり、白く装った吾妻小富士、一切経山、家形山を見ることができました。手前の刈り終えた田んぼ、茶色に染まる里山、そして雪の山と視線を先に伸ばすと、年の終わりと冬本番に向けた始まりが隣り合わせということも実感します。
あづま総合運動公園の銀杏も枝並木になりましたが、そのすぐ脇に山茶花(さざんか)が咲いているのを見つけることができます。
さて週末の金曜日、2時間目のさばらっ子の様子はというと・・・
5.6年生は体育館でベースボール型ゲームに取り組んでいました。少人数の利点で体育館でも伸び伸びと動き回っていました。
1.2年生は先週の続きで、紙版画を進めていました。インクをローラーにつけたり、バレンで円を描くように台紙にこすりつけたりしています。慣れないことでも力いっぱい取り組む様子に、作品の仕上がりを楽しみにする思いが伝わります。
3.4年生は自習の時間です。先生はこの時間、隣の佐倉小の研究授業を参観に出かけていました。代わりの先生が時々自習の様子を見守っていました。複式学級の利点は子どもたちが自ら学習する姿勢がよく身に付くことです。みんな自分で問題を解いて答え合わせをしたら、別の問題集にも取り組んでいました。黙々とやるべきことに向き合う姿勢に感心しました。
今朝見つけた山茶花ですが、花言葉は花の色によって少し違うようです。でも全般に「困難さに打ち克つ」「ひたむきさ」とのこと。寒い時期にほかの草花が枯れてしまうのに花をつけることからこのような花言葉がついたようですね。
今日のさばらっ子、みんなひたむきに学習していました。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ・・花丸◎
露霜
露霜(つゆしも)
今日で11月は終わり師走を迎えます。日に日に気温は下がっています。校舎近くの山並みは雲にかくれて見えませんが、おそらく露が凍って霜に覆われていると思います。晴れ間があれば白い光景が見えるかもしれませんね。
3校時、3.4年生が端末のアプリを使って佐原にいる生きものクイズをつくっていました。視覚的な効果も高めようと配色機能やアニメーション機能も生かしています。
先生は教えていません。いつの間にか子どもたちが工夫していました。子どもは大人より早く使えるようになることを実感する場面です。
そして4校時は、ALTとの外国語活動です。
英語ができる日本人もどんどん増えていくのでしょうね・・・( ^^) _abcde
さて、1階ホールにヒーターが置かれました。シルバータロウも寒いかな?(*''▽'')
木の葉雨
木の葉雨(このはあめ)
広葉樹の枝に残っていた葉も無くなってきました。昨日の午前中はとてもよい晴れ間でしたが、午後は一転して強い風が吹く荒れた天気になりました。
そして、今朝はたくさんの落ち葉が重なっているところがありました。木の葉雨(このはあめ)とは、葉が散りゆくことを雨にたとえた言葉です。木の葉時雨(このはしぐれ)とも言うそうで、閑寂な風雅を感じる言葉ですね。
でも視線を足元に向けると、アスファルト上に木の葉が葉が押し絵のように貼りついています。切り撮った画面にすると、かわいらしい雰囲気になりました。
さて・・今日も教室はどうかなと見て回ると、まず目についたのは6年生算数科のドットプロットと最頻値(@_@)
少し前から教科書に載って学習するようになったもので、知らない大人も多いと思います。この先を生き抜く子どもに育みたいデータ活用能力やプログラミング思考と関連していますね。
子どもたちは、数直線の上にデータをドット(点)で置いて散らばりの様子を考えていました。
次に目についたのは、3年生国語科の物語の学習。教材文が「もちもちの木」です。子どもたちは、主人公の心情を場面ごとに整理してまとめていました。
この教材は、ずいぶんと前から長く教科書に使われていています。絵本が原作で挿絵が切絵です。物語のクライマックスの場面で、もちもちの木に灯りが散りばめたようにともる絵がとても美しい。
今日は、木の葉雨のせいか、散らばりに目がいきました・・・(@_@;)
2年生さん、ばらばらに散らばした九九もがんばろうね\(◎o◎)/
霧の籬
霧の籬(きりのまがき)
吾妻小富士の山並みが霧を纏(まと)う早朝になりました。
霧が垣根のように立ち込めている様子を古の日本人は「霧の籬(きりのまがき)」とたとえています。
季節は違いますが、歌に詠まれています。
煙立つ賤が庵が薄霧の籬に咲ける夕顔の花 藤原家隆
藤原家隆なら、今朝の佐原の光景を、どう詠むでしょうね・・・( ..)φ
でも、霧が立ち込めるときは、お日様が昇ると心地よい晴れ間をもたらすもの・・・
今日は児童集会が開かれました。6年生が全校生で楽しめるようにと話し合い、自ら企画と運営に取り組んだ集会です。一つは校内に隠されたクイズを探して解いていくゲーム。もう一つは王様ドッジボールです。
縦割り班になって、クイズを見つけたらその回答を考えていました。中には、先生たちもすぐに答えられないものもありました。
体育館で答えが発表されます。7問すべて正解するグループもありました。賞品もあって、正当順にもらうことができました。
景品は企画した児童が用意したもの。でも受け取った小さい子もうれしそう( ^ω^)・・・微笑ましい
そして、いよいよみんな楽しみにしていた王様ドッジボール!!
これもまた、とても楽しく遊ぶことができました。
そして、そのあとは・・・
煙も立ちませんが、霧の籬に隠したように、予告なしの避難訓練を実施しました。\(◎o◎)/!
でも、全員、避難開始の放送のあと、整然と素早く避難することができました。
朔風払葉
前週から学校図書の電子化作業が始まっています。そこで、朝の読書時間はどんな様子かな・・と見て回ると、以前と変わりなく静かに本に目をむけてるさばらっ子です。
短い時間でも本に浸る子どもは、どこかの世界を巡るような眼をしていて、応援したい気持ちが沸き上がってきますね!(^^)!
先週の25日(土)に県文化センターでビブリオバトル福島県大会がありました。中学生と高校生の代表が、5分間で一冊の本の魅力について熱く語ります。聴く私たちも生徒の語りを通して、その本の世界の入口に導かれました。
イベント型のビブリオバトルではなくても、いつもの教室で子どもたちが書評で遊び楽しむ光景が佐原小でも生まれたらいいなぁ(*´ω`)・・・と思いが巡りました。
さて、今週は小雪の次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」から始まりました。朔風(さくふう)とは北風、つまり木枯らしのことです。紅葉の季節が終わり、北風が木の葉を散らす季節。先週末の雪予報は外れたように思えますが、枝に残るわずかな枯れ葉が冬到来を感じさせます。
2学期末まで残り1か月。いい締めくくりに向けて今週も健やかに過ごしてほしいと願っています。(#^.^#)
秋の果
秋の果(あきのはて)
メタセコイアが枯れ色で立ち並んでいますが、公園の街路樹の葉はすっかり落ちて奥までよく見晴らせるようなりました。天気予報では明日は平地でも雪が降るとのこと。今日が秋の果(あきのはて)、秋の季節が終わることを感じる朝でした。でも、学校の北側に虹がかかって、虹蔵不見の時候は?と思いつつも、きれいな光景にうれしくなります。
今日は祝日と週休の合間の登校日。
子どもたちの様子はどうかなと教室を回ると・・午前の3時間目は、どの学年も図画工作科を学習していました。
1.2年生は紙版画。画用紙をハサミで切り抜いて自分が学習している姿をつくろうとしているようです。刷り上げたとき、どんな仕上がりになるか楽しみです(#^.^#)
3.4年生はとびだすカード。紙に切り込みを入れて折り曲げ、立体的なカードをつくろうとしているようです。だれにどんな気持ちを伝えるのでしょうか(・´з`・)
5.6年生は図工室で作成していました。電動糸鋸を使い、一枚の板からつくりだすようです。箱状のモノや卓上のモノなど設計して部品を切り抜いていました。さて、上手に切れるかな(^◇^)
見て回ると、仕上げるものは教室で違っていましたが、どの子も素材と材料を形の視点でとらえ、自分のイメージをもってつくりだしていました。
秋の終わりに、仕上げられた作品が校内に並べられる日が待ち遠しく楽しみになりました( ^)o(^ )
虹蔵不見
天気予報のとおり今日も小春日和です。そして今日から七十二候の一つ虹蔵不見(にじかくれてみえず)です。太陽の光が弱まって虹が見えなくなる頃とのこと。
晩秋から冬にかけて虹がかかることはあまりありませんが、まれに雨上がりの暖かい日に虹をみることがあります。でも、その虹は夏の虹のようにくっきりと見えるものではなく、どこか弱々しくすぐに消えてしまいます。陽射しが弱まり空気が乾燥してくることを虹で表した言葉なのでしょうね。4月15日ごろの虹始見(にじはじめてあらわる)と対(つい)になる候というのも面白いですね。
さて、虹が見えなくなる時期になっても、今日のさばらっ子は、七色の虹より煌めいていました。
3校時目に講師を招いたダンス教室がありました。ポップな音楽♬♪にのって踊ります。二人や三人で対になって動きを合わせるのも、とっても楽しそうでした。(#^.^#)
たくさんの笑顔が虹のように見えました(#^.^#)
最後は、講師の踊りに憧れの気持ちも大きくふくらんでいたようです。
ありがとうございました!
小春日和
小春日和(こはるびより)
冬の訪れを間近に感じる時期ですが、今日は春を思わせる晴れた日になりました。
小春日和(こはるびより)とは、言葉から春先をイメージしそうですが、本来は11月から12月上旬にかけて現れる日和のことです。週末は雪予報ですので、まさしく今日のような穏やかな天気のことですね。
今朝は、あづま総合公園の巨石公園の池に集まるカルガモも陸に上がり、ちょこちょこと歩いていて、その姿がかわいらしく癒されました。
1校時、1年生が国語科で生きものの説明文を学習していました。教材文に出てたのはカルガモではなくコチドリ。雛を守る親鳥のしぐさが特徴的な鳥です。
見てると、1年生も板書をノートに書く姿がだいぶ様になってきました( ^)o(^ )
4年生は国語科で物語を学習していました。こちらも動物が登場しています。新美南吉の「ごんぎつね」です。この物語の冒頭には、長い雨の後にからりと晴れた日に、ごんが穴を出る場面がありました・・・
さて、休み時間は、さばらっ子も外に駆け出す小春日和と思っていましたが・・・( ゚Д゚) 校庭が昨日までの雨でぬれてゆるく、体育館であそぶ休み時間になりました。
ドッジボールをしたりサッカーをしたりと楽しそうです(*^-^*)
明日は今日よりも気温が上がる天気予報です。寒い冬がやってくる前の心地よさを味わいたいですね ^^) _旦~~
乳白色
乳白色とは、乳のような不透明な白色。白半透明・・・と調べると解説に出てきます。今朝は、乳白色のような薔薇を探しましたが見つかりませんでした(*_*; 近いもので( *´艸`)
さて、本校から歩いて5分ほどのところに牧場があります。Cafeも併設してあり週末は来訪者でにぎわっています。
今日は、1.2年生がその牧場を見学させていただきました。
牛は何をたべているのですか?
牛はメスとオスどちらが大きいですか?
牛は何さいまで生きますか?
一日にどのくらい牛乳をだしますか?
牛は走るとはやいですか?
・・・・・
子どもたちはあらかじめメモにしてきた質問だけでなく、その場でふと疑問に思ったことも問いかけていました。
そして、たくさんの質問に一つ一つていねいにこたえていただきました。(ありがとうございました。))^o^(
給食には牛乳が出ます。いつも同じですが、今日はちょっと違う心持ちで味わっていたようです。
何気にいつも身の回りにあるものは、実はたくさんの人の手がかけられて自分の手元に届く。
そんなつながりは、学校で「教える、学ぶ」という関係より、携わる人と「伝える、応える」という関係のほうが、強く実感するかもしれませんね。
〒960-2158 福島県福島市佐原字田中前24番地
TEL 024-593-2014 / FAX 024-593-0443
携帯等からご覧いただけます