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朝曇
朝曇(あさぐもり)
暑くなる日の曇った朝の様子を表す言葉です。前の日の強い日差しで蒸発した水蒸気が、明け方になると冷える朝の一時的な現象とのこと。これから天気が崩れる前の静けさでしょうか・・・
どんよりとした空が箕輪山の上に広がる今朝です。
でも、そんな空模様とは全くちがうさばらっ子
木曜日の朝は、保健タイム
姿勢体操に取り組んでいました。
1.2年生ももう慣れたもの。6年生のお手本を目の前にして腕を回したり、背を伸ばしたりしていました。
さて、朝曇りなど吹き飛ばして「今日も姿勢よく学習に励みましょう」!(^^)!!(^^)!!(^^)!
蟻の思いも天に届く
学級園のジャガイモがとても大きく育ちました。
よく見ると、黒い蟻もたくさんいて、葉の上を歩いています。
「蟻の思いも天に届く」(ありのおもいもてんにとどく)
小さなものでも一心に努力すれば希望をかなえることができるということわざです。
似たようなことわざはほかにもあります。
「雨垂れ石を穿つ」
「一念岩をも通す」
「志ある者は事ついに成る」
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
・・・
調べるとまだまだありそうです。
どれも時代を超えて、ひたむきな積み重ねの大切さをたとえていますね。
5.6年教室の廊下には、自主学習ノートが掲示してあります。
一人一人取り組み方を工夫していました。
先生も読めない漢字を探したり、プロ野球選手の成績数値に着目したりと様々です。
何か面白いものを見つけてそれを知ろうと夢中になって続ける。そんなときに学びは広がり深まるのでしょうね。
子どもは本来柔軟です。すぐに役に立たないことでも知りたがります。
「子どもはこうだ」と決めつけて、先手を打つ働きかけではなく、子どもが面白がって知ろうとすること、ひたむきに知り組んでいることを見守ってあげたいと思いました。
麦の風
佐原地区を回ると水田が多いのですが、その中で麦畑も見つけることができます。今朝見ると、少し黄金色になりかけていました。
麦の風(むぎのかぜ)や麦の秋風とは、初夏の季語。麦の収穫を迎える頃に吹く清々しい風のことです。
晴れた空の下で、麦の穂が揺れる音は心地いいです(^^♪ 麦畑に吹くさわやかな風に期待がふくらみます。
今日の福島市は夏日になるとの予想ですが、佐原小の室内は20℃を超えるぐらい。とても過ごしやすい午前中でした。
第3校時、1.2年教室から音楽が聴こえてきます。
鍵盤ハーモニカ、鉄琴、歌声・・・・先生のオルガン伴奏・・・
ど れ み ふいてみよう れ み ふぁ あさぼうよ
み ふぁ そ なかよくね そ ふぁ み れ ど れ ど
曲名は「なかよし」、先生の歌声に合わせて、かわいらしい音が響きます(^^♪
少し離れて耳にしても、心地よく・・・校内に麦の風が吹いているようでした・♪・・♬ (#^^#)
梢の夏
梢の夏(こずえのなつ)
先週の雨の月曜日とは違い、今週は晴れた青空が広がる月曜日です。
梢(こずえ)とは木の幹や枝の先のこと。青々とした葉が茂り、夏めくころの梢に、目を向けるのが楽しみになってきました。周りのアジサイはまもなく、ナツツバキの花つぼみも大きくふくらんできました。
色づくころ、夏の本番が始まるような気配です・・・( ^)o(^ )
今朝は、学校前水田に放たれている合鴨の元気な鳴き声が響いています。
以前は、人の気配を感じるとさっと逃げていたのですが、今朝は近くに寄っても逃げません。悠々と水の上を動いています。写真も撮らせてくれました('◇')ゞ
さて、1時間目に教室を回ると、3.4年教室では国語科で、レポートのつくり方や新聞づくりを話し合っていました。4年生はグループで、3年生は一人ずつでつくる様子。4年生はどうしょうかなぁ~と相談中・・・
3年生はみんな主題が決まって、図書コーナーで資料を探していました。
その中の一人が、合鴨について調べると決めた様子。
資料の図書も見つけて、先生に教えていました・・・
さてさて・・・この先にどんなレポートができるのか、とても楽しみです( ^^) _U~~
走り梅雨
走り梅雨(はしりつゆ)
台風の影響による雨の日です。
福島の梅雨入りはまだニュースになっていないので・・・今日の雨は走り梅雨なのかなと思いました。
「走り」は「先駆け」という意味があります。
また「迎え梅雨」「梅雨の走り」という言い方もあるようですね・・・
学校前水田のアイガモも小屋から出たり入ったりして、雨を避けているようです。
業間の休み時間は、6年生がさっそくホールに置く卓球台で遊び始めました。
交替しながらラケットを手に、球に向かう様子は楽し気で仲のよさを感じます。
体育館で遊んでいた子供たちも校内に戻ると、入れ替えた掲示板の写真に気付いて眺めていました。
先日の歯磨き教室のスナップ写真です。赤く染めた歯、磨き方の個別指導・・・素直な表情が写っています。
雨模様の一日ですが、穏やかで楽し気な、さばらっ子でした( ^ω^)・・・
さばらっ子 テーブルテニスの 走り梅雨
栗花落
栗花落(つゆり)
「梅雨」を「つゆ」とよむのは知られたことですが、「栗花落」を「つゆり」とよむのはなぜだろう? (?_?)
今日は6月1日、月初めの全校朝会では、このお話をしました。
まずは人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物です。主人公や妹、仲間の剣士の絵を見せてその名前を問うと、児童はよく知ったもの・・・少し凝った氏名が出てきます。
竈門炭治郎、竈門禰豆子、吾妻善逸、嘴平伊之助
その他の、若い女性剣士の絵を見せます。知っている子は、すぐに名前が出てきます。
胡蝶しのぶ
そして、似たもう一人の若い女性剣士の名を問うと・・・
栗花落カナヲ
・・・そう、ここで「栗花落」の言葉を取り上げました。
そして、どうして、この字で「つゆり」と読むのでしょう?
調べた答えを伝えます。
栗の花の落ちる時期と梅雨入りの時期が重なることから・・・
散る栗の花を見ては今年も雨の季節を訪れを知ることから・・・
まとめに、子どもたちに伝えたのは、漫画でも本にはいろいろな言葉が出てくること。
言葉について気になったら調べてみるといいこと。
そして、これからの雨の時期、ぜひ読書をしてみようということです。
・・・昔の日本人の言葉の感性・・これはまた違う機会に・・・( *´艸`)
生徒指導の先生からも6月の生活目標についてお話がありました。
「校舎内の過ごし方を考えよう」・・・(*'ω'*)
夏始
今日で5月も終わり梅雨入り間近と思いますが、今朝は空が澄み渡り、佐原は夏始(なつはじめ)のような爽やかな空気が流れていました。青葉は目の薬という言葉もあるように、周りを見ると目が癒されます。
昨日、学校前の水田の上部に網を張る作業があり、合鴨が放たれました。とても可愛らしい( ^ω^)・・・
近くで見たいのですが、人の気配を感じると集団でさっと逃げていきます。そうっと見守るのがいいようです。
合鴨農法の効果を改めて調べてみると、農林水産省のHPには、
アイガモを田んぼに入れることで、田んぼの雑草や害虫を食べてくれます。また、アイガモが田んぼを泳ぐことで、田んぼの土をかき混ぜてくれます。そうすると、酸素が土に混ざり、根から酸素が吸収されますし、アイガモのフンは肥料になりますので稲が良く育ちます。ただ、アイガモは、稲の草丈よりも低く、稲よりも雑草のほうがやわらかくて食べやすいのですが、稲が実ると稲を食べてしまいますので、稲が開花するころには田んぼから出します。
と、ありました。
なるほど、なるほど・・・(*'ω'*) でも、さばらっ子の興味はあまり高くないようす・・・( ゚Д゚)
毎年、目にしている風景で見慣れているからのようです。
しかし、いつもと変わらない風景に思いを馳せ、季節の移ろいの中や奥にある気配、言葉の中に棲む匂いを感じ取っていけると、さらに心は豊かになります。
・・・これから、子どもたちにどんな言葉をかけていこうか・・・( *´艸`)
それを考えるのもまた楽しいひとときです。
山法師
昨日は野茉莉を紹介しました。今日は山法師(やまぼうし)です。いろんな樹木がある本校の環境をうれしく思います。
緑の葉の上に白く変化した葉が4枚並び、花びらのように見えます。樹を覆うようになると見ごたえを感じますね(#^^#)
午前中、1年生から4年生が、プログラミング学習をサポートするマイクロビットに取り組んでいました。LEDやスピーカー、ボタンや各種センサーが一体化したマイコンボードで、プログラミングによってコントロールしています。
LEDやスピーカー、各種センサーを、プログラミングによってコントロールしたり、動作する条件としたりすることで、いろいろな作品をつくることができます。
LEDディスプレイが「いろんな形に光る。次々に変化したら面白い」という感じでプログラムを組み始めた子がいました。また、人が通るとライトが光るようにプログラムしたり、スピーカーから音を鳴らさせたりする子もいました。
でも、まだ思うようにならないと飽きてしまう場面もありました。一人一人に合う支援や助言が必要です。
自分が想像する動きを実現させるために「どのような順序や組み合わせでプログラムを組めばよいのか?」「どう改善すればよいのか?」など、論理的に考える力を育むプログラミング教育が必修化されてますが、本校では、正直まだまだ試行錯誤しながら指導を進めています・・・
本校のシルバータロウをマイクロビットで動かせたらもっと意欲的に取り組むかな・・・(?_?) と、いろいろ考えているうちに光るLEDディスプレイと山帽子が似たように見えてきました( *´艸`)・・・
野茉莉 糸雨
野茉莉(エゴノキ)
この時期、白色の釣鐘形の花をたくさん咲かせる樹木です。海外では、japanese snou bell(日本の雪の鈴)と呼ばれ親しまれているとのこと。白い花びらと黄色の雄しべがきれいに下を向いて、鈴なりに咲く様子はとても美しいです。糸雨(しう)のような今朝の細い雨に映えていました。
今日は雨の月曜日・・・(=_=)
気持ちが上がらないかな・・との心配もあっさりと消えました。
教室をみると、さばらっ子は1校時からみんな心穏やかに学習に取り組んでいます。
5.6年生は国語科で資料や図を使った表現、キャッチコピーなども考えていました。
3.4年生も国語科でメモの取り方や使い方などを学習していました。5.6年生の学びとのつながりが分かります。
1.2年生は算数科、たし算カードを並べて、その規則性も考えていました。
ゆったりとした教室のさまは、今朝の糸雨のよう( ^ω^)・・・
エゴノキの花が咲く脇のプール
昨日の日曜日、保護者の皆様のご協力によりきれいにしていただきました。心より感謝申し上げます。
万緑
万緑(ばんりょく)
5月も末、あたり一面が緑に染まってきました。朝、木立の中にいると清々しい気分になります。
・・・今日の5.6年生の3時間目「社会科」は租税教室・・・
いろいろな税金がある・・・
税金がないと、国が不安定になり大変なことになる・・・
税金は納めないといけないものと思った・・・
これから税金がどのように使われているのか調べたいと思った・・
講師の授業を受けて、振り返りに子どもたちが口にした言葉です。
人と人が支え合う営みには税金が必要なことを理解したようです。そして、自分と社会のつながりについて意識し考えるきっかけになっていました。
税ではありませんが、先日「緑の羽根募金活動」を実施しました。
これも支え合いの営み。どうして募金活動が必要なのか、やはり自分と社会のつながりを考えるきっかけです・・
豊かな緑が、これからも大切にされますように・・_(._.)_
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