佐原小学校日誌

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山百合

1校時に1.2年教室をのぞくと、漢字に取り組んでいました。

書き順や画数に気を付けて練習しています。縦画は上から下に鉛筆を動かし、横画は左から右へ動かすといった原則に気を付けて練習していました。これから小学校を卒業するまで、もっとたくさんの漢字を学習していきます。

はじめが肝心・・・がんばれー (=゚ω゚)ノ

と思いながら、集中して取り組む1年生を応援してみていました。

山百合(やまゆり) 

「山」と「百」の漢字は1年生で習います。「合」は2年生・・・

いま、あづま総合運動公園の山百合が満開です。

 

鴨頭草

鴨頭草(つきくさ)とは露草(つゆくさ)の古い呼び名です。月草とも表記されます。
花期は夏至のころから8月で、道端などどこでも群れて咲く花です。日の出とともに青い花を咲かせる様子は、夏の朝に目をひきます。朝早く咲いてその日の午後にはしぼんでしまう半日花です。
露のようにはかない命だから、それとも夏の朝の露と共に咲くからツユクサの名前が付けられたのでしょうか?畦の緑に映える青い花弁は、とても輝いて美しいです( ^ω^)・・・

さて、先週の金曜日は、講師の先生をお迎えして5.6年生国語科の授業研究会を実施しました。
5年生は「問題を解決するために話し合おう」6年生は「話し合って考えを深めよう」との複式授業です。

指導助言の講師には、昨年もお願いしていて、今年度もご来校いただくことができました。
授業をみていただき、児童の学びの成長について称賛の言葉をいただきました。また、同教科異単元、同時間接指導での言語活動に挑戦した先生の成長ぶりも称賛いただきました。そして、課題についてもご助言をいただきました。

自ら学ぶ子供を育てるのは自ら学ぶ教師です。今後も授業の質の向上に挑戦し続けたいと思います。

夏木立

1校時3.4年生は国語科の授業を進めていました。
どちらの学年も二つのテキストを見比べています。3年生は「ほけんだより」4年生は「体温計の広告」
複式学級だと同じことをしているように見えて、ちょっとしたねらいの違いがよくわかります。
3年生のねらいは、書き手の目的や意図に照らして文章の工夫や効果を読み取ること。
4年生のねらいは、広告の意図や目的に応じた表現の工夫や効果の違いを読み取ること。
そして、すぐに気づく共通する学びの要素は「テキスト」「目的」「意図」「情報の比較」です。

現実の世界の中にあふれるテキストを正しく読み解き見抜くこと
まさに次の時代を切り拓く子供たちに求められる重要な資質・能力・・・と思いながら見ていました(@_@)

今日は週末の7月7日(金曜日)
とても日差しの強い日でした。枝葉の茂る夏木立(なつこだち)を見つけるとなにやらほっとしますね・・・

 

 

 

 

 

 

朝曇

朝曇(あさぐもり)
暑くなる日の曇った朝でした。どんよりとした空模様は、今日が暑くなることを知らせていたようです。

吾妻連峰、安達太良連峰から雲が流れ午前8時を過ぎると青空が広がっていました。

2校時5.6年生の教室では国語科の授業に取り組んでいました。

明日は、講師をお迎えした授業研究会を実施します。5年生と6年生のねらいのちがいを意識して、それぞれで話し合う学習を展開させようとする担任の挑戦を感じます。

会話ではなく、対話となるのか・・・
児童のまなざしが開く対話になるのか・・・
学ぶ児童と、学ぶ教師に期待しています。

四片/四葩

今朝、見つけた風景です。

この写真からどんな音が聞こえてきますか? 

小鳥の鳴き声、蜂が羽ばたく音、揺れる草木の音も聞こえるとうれしいです。

でも実際には写真の中に見える音で、想像が必要ですね・・・Σ(・ω・ノ)

では、下の写真からはどんな音が聞こえてきますか?

子供たちと先生が手に持っているのは、トーンチャイム♬
やわらかで美しい音色を響かせる楽器です。
先生の指揮で、音を順に鳴らす音送りをしています。
まるで、音の球を投げたり受け取ったりしているかのようです・・♪・・♪・・♪・・
音からひろがる子どもの育ちは豊かですね・・・(#^.^#)

四片/四葩(よひら)
今が盛りのアジサイの別名です。あじさいのガクが4枚あることからよひらともよばれるとのこと。
下の写真からは、どんな音が聞こえますか・・・(^^♪

青田波

青田波(あおたなみ)

学校周りの水田の稲は、丈を伸ばし、水をかくすように一面を青々としました。
風が吹き抜けていくときは、稲がなびいて、清々しく美しい風景となります。
青田の上を吹き渡る風を「青田風」、波のように風に揺れる稲穂は「青田波」と呼ばれます。

気温も上がって、今日はプール日和
それぞれ課題に取り組み上達を感じます。おしまいにプールの端を一方向に回り、流れるプールをつくっていました。波のようにはなりませんが、子供たちは自分の身体が流れる水の勢いで前に進む状態を楽しんでいました。

 青田波 プール日和の 涼を取り  ( *´艸`)

愛逢月

愛逢月(めであいづき)
陰暦7月の別名です。七夕の日に再開を許された織姫と彦星が1年に一度だけ逢える月であることから「愛逢月(めであいつき」と呼ばれます。7月は、和風月名の「文月」はもちろんのこと、七夕月(たなばたつき)、女郎花月(おみなえしつき)、涼月(りょうげつ)・・・と呼び方はいろいろあります。

そして、今日7月3日は満です。ネィティブアメリカンは、満月にも名前を付けていて・・・

7月の満月は「BucK Moon/牡鹿月」牡鹿の角が生え変わる時期からそう呼ばれるそうです。


季節、星空、生き物など自然と向き合うと、感性に響いてくる言葉がたくさんあります。

新しい言葉に想像を膨らまし、その語感を味わえると何気なく過ごす日常が少しは楽しくなる・・・と思い、全校朝会のお話のネタにしました(#^^#)

さて、7月最初の月曜日、3時間目に教室を回ると、みんなしっかりと学習に取り組んでいました。1学期の終わりと夏休みの始まりが見えてきました。よいしめくくりとなるようまた見守っていきます。

水無月尽

今朝は、雨が降る前に・・・

力いっぱい走り、思い切り球を投げる・・・子供たちが全力を尽くす、その姿を目にすると、大人も力が分け与えられた気持ちになります。

 

水無月尽(みなづきじん)
さて、水無月と呼ばれる6月は今日で終わり。

水無月の美しい字面と響きが・・・尽きるとは、なぜか秀麗な光景を思い浮かべます。

今朝は朝曇りに美しい百合の花を見つけました。明日から7月に入ります。夏が加速しますね・・・

 さばらっ子 水無月尽も 全力走  (≧▽≦)

蒼穹

蒼穹(そうきゅう)
昨日からの雨が上がり、今朝の上空は輝き、白い雲と青い空が協奏するかのように心に響いてきました。佐原小の向かいのスタジアムの上には円を描くように見える青空があり、これが蒼穹かな・・・と思い見上げました。

青く晴れ渡った大空蒼穹ですが、言葉から受ける印象はだいぶ違います。「蒼穹の〇〇」と、小説やアニメのタイトルにも使われる言葉ですね・・・

子供たちは日ごとに言葉を覚えていきます。教科書に出でくる言葉、資料の専門用語、先生の話す言葉・・・一日にたくさんの言葉を知ります。でも、言葉はたくさん教えるからいいという単純なものではありません。子供が体験している世界にていねいに言葉を添えてあげることで心を揺さぶります。その揺れが子供なりの意味や価値へとつながっていきます。

さて、今日も先生たちはどんな言葉をかけているのだろうと耳を傾け、学校を回っています・・・

白映え

白映え(しろばえ)
梅雨時の雨が降りながら空が明るくなって晴れそうになる空模様を「白映え」というそうです。似た読みで「白南風」となると梅雨明けの頃の晴天の日に吹く南風のこと。どちらも夏の季語ですが微妙に違いますね( ^ω^)・・・今日は「白映え」

朝から雨が強かったですが、10時ごろになると少し晴れて空が明るくなりました。
今日は新体力テスト。体育館で記録を取っています。

自力を発揮しようとみんな真剣です。

終わった子供たちに感想をもとめたら・・・
「おなかすいたー」の声が返ってきました ( ^)o(^ ) 頬も赤らめ汗も・・・ (; ・`д・´)
がんばったことがとてもよく伝わってきました。


曇り空が続き気持ちが沈みがちになるこの時期に、一瞬でも心が晴れるさばらっ子の白映えです。

菖蒲華

今日は七十二候の菖蒲華(あやめはなさく) ・・・でもいまは、見当たらず・・( ;∀;)

アヤメが咲いたら梅雨到来とのことです。すでに梅雨で、もう目につかないのは自然の成り行きなのかもしれませんね。

つながりでラベンダーの写真を一枚・・・(≧▽≦)

しかし、今日のお昼はお弁当の花が咲きました。

いつものように1階ホールでいただきましたが、児童がそれぞれ机上に包みを広げてお弁当箱を開ける様子は、花が咲いたようです。給食もおいしいのですが、お弁当はまた一段とおいしくいただいていました。

そした、早く食べ終わり、あいさつまで時間がある子は、机の中に入れている本を出して読み始めます。

また、その様子もいいなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

木の下闇

木の下闇(このしたやみ)
木下闇(こしたやみ)という季語もあります。闇の響きがよくないものをイメージしますが、木立の枝葉が茂って夏の太陽の光を遮り、涼しさをもたらしてくれる日陰です。

緑陰という言葉よりも木の下闇は涼しい感じがします。夏の盛りでは、運動公園の広いフィールドより周囲の木立の日陰の方がうれしいですね・・・(*'▽')
さて、佐原小の校舎は市街地の学校よりも少し涼しい環境です。今朝はエアコンをつけなくてもいい感じ・・ ('ω')

3.4年生は校外学習に出かけ、1.2年生と5.6年生はともに国語科の授業をしていました。

今週も落ち着いて学習を進められそうな一週間の始まりです !(^^)!!(^^)!!(^^)!

苔生す

苔生す(こけむす)
長い年月をかけて・・・というたとえの意味がありますが梅雨の時期、雨を吸った苔は生き生きと見えます。

古刹の苔生した日本庭園は、さらに美しく写真映えもしますね。

苔は種類も多く、土手や木の幹、岩など様々な環境に合わせて存在していています。最近は、苔を活用した温暖化対策が導入されるケースもあったり、インテリアとして利用されたりと、苔の新たな魅力が発揮されています。

現在は、地球温暖化、国際問題、少子高齢化、DX進展・・・めまぐるしい社会情勢の中で、変化に対応するだけでなく、新たな変化を生み出す人材育成が求められています。
人も苔に負けじと、しなやかにしたたかに生きる力が必要・・・と、思いのめぐる梅雨空の週末でした。

 

東雲草

東雲草(しののめぐさ)
「東雲(しののめ)」とは東の空がだんだん明るくなってくる頃のこと、その時間にひっそりと咲くころから、アサガオの別名が東雲草(しののめぐさ)と呼ばれるとのことですね。

読み方ひとつで同じ花が奥深しく聞こえるから不思議です。今朝、学校の正門脇に咲いているのを見つけました。

丸い白い花弁で真ん中に向けて5つ紫色の柄があります。「星の混合」という西洋朝顔の早咲きの品種。なんとも涼しげな姿で、東雲草という別名が似合うように感じます。西洋種('Д')なのですが・・・

毎朝、子供たちは教室に入る前に真っ先に観察鉢や学級園に向かっています。

春先に植えた植物が大きく育ってきました。1年生が、ナスの実ピーマンの実が育ち、かぽちゃの花も咲いていることを教えてくれました。

そして「キュウリの花が咲いた!!」と、感嘆の声をあげていました。初めの一輪です。花の真ん中をのぞき込んでいます。終わると実をつけてねと願いながら水をかける姿が、とても微笑ましいです (#^^#)

学級園で植物をよく見ていくことは、対象と子供自身の距離を近付け、認識を広げていきます。そして、言葉や名前も知り、学びの第一歩となります。毎朝の行為は、実はとても大きな意味があります。
言葉や名前からその次は、備わる性質や特徴に興味をもって「もっと知りたい」という気持ちが生まれるように先生たちは声掛けを工夫しています( ^ω^)・・・学びがどう広がるか、またこれも楽しみです・・・

 

夏至

今日は夏至(げし)1年で最も陽が長い一日です。太陽の力が最も強いとも・・いよいよ夏といった感じでしょうか。

そして、6月21日はミッフィーの誕生日。1955年のこの日にオランダの作家ディック・ブルーナが絵本を出版したことに由来されているそうです。そうすると年齢は・・・68歳? (*''▽'')
このウサギのキャラクターはいつも真正面を向いていて横を向かないのは、
「いつも向き合ってあなたのことを見ている」
という、ディック・ブルーナの深い愛情が込められているのだとか・・・では心はミッフィーと同じに、今日のカメラ目線・・・(Q ))  ><ヨヨ

 

 

梅雨の中休み

梅雨の中休み(つゆのなかやすみ)
雨の降らない日が数日続いています。この期間を梅雨の中休みというのでしょうか。

雨露に濡れる紫陽花には風情がありますが、晴れ間の木陰にたくさん並ぶ紫陽花もまたすてきです。今朝は、水田のアイガモものんびりとしてました。
さて、この梅雨の中休みはプールに入る絶好の機会。今日も2時間目に入りました。1.2年生は潜る練習をしたり浮いて先生に引っ張ってもらったりしています。3.4年生はビート板を使った練習、5.6年生はクロールや平泳ぎの練習にも取り組んでいました。

 また、今日は人権の花を植える活動にも取り組みました。サルビアマリーゴールド千日紅をプランターに植えました。サルビアには「家族愛」マリーゴールドと千日紅には「変わらぬ愛」という花言葉があります。花を大切にする心も思いやりの心も同じように育ちます。大事にしていきたいですね ('◇')ゞ

梅雨の中休み、さばらっ子は心地よい風を感じながらのびのびと活動できました (#^.^#)

夏椿

本校プール脇の夏椿(ナツツバキ)の花が咲きました。

夏椿は黄色のおしべに白い花びらが印象的な花で、朝に花を咲かせ夜には花ごと落ちてしまいます。1日しか咲かないことから「儚い美しさ」「哀愁」といった花言葉が付けられていますが「愛らしさ」という花言葉もあります

さて、ようやく今シーズン初めてプールに入ることができました。心待ちにしていた子どもたち、その笑顔はとても輝いていました。明日も入れるかな・・・(*^▽^*)

麦星

麦星(むぎぼし)

うしかい座のα星の和名。この梅雨の季節、晴れ間に見える赤い星で、麦が熟れる頃によくみられることからこの名前がついたとのこと。続く雨が上がり、雲のない夜空に見つけてみたい星です・・・
4年生の毛筆は「麦」の学習。佐原地区の麦畑もすっかり黄金色になりました。

 

プール開きをしたものの今日も水に入れませんが、子供たちは、休み時間に体育館で思い切り動き回っていました。

さて、下の写真は昨日の全校給食の様子です。

6月5日から始めて約2週間。1階ホールを使い全校生で食べています。異年齢の当番グループをつくり配膳や片付けをしています。今のところ学年ごとの席割で食べていますが、慣れてきたら1~6年生のグループで食べる見通しです。

みんなで食べるとおいしい( ^ω^)・・・との子供たちの感想です。

子供たちが楽しそうに食べて、頬を赤らめるのは麦星を見つけるよりもうれしいです。

1年生まで片付ける時間があると、机の中に入れてある本を静かに読む6年生の姿もあります( ^^) _U~~

食器類を片付けたら、みんなで歯磨きですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

潦(にわたずみ)
今週続く雨の天気でアスファルトにもたくさんの水たまりができました。

潦(にわたずみ)とは雨が降って地面にたまり、流れる水の意味をもつ漢字です。行潦と表したり、雨潦(うろう)という言葉もあったりしますが、意味はみな同じのようです。

雨にまつわる言葉を探すと本当にたくさんあります。こんな日本語があったのかと驚きもあります・・・あることがわかると、もう一つ先のことがわからなくなることがあります。

今までわかっていたと思っていたことが、実はわかっていなかった。学べば学ぶほど知らないことが増えていく。そして、知らなかったことを知ると、うれしい・・・・!(^^)!

そんな思いが子供たちに生まれる授業かなぁと今日も教室をのぞいて回りました( ^)o(^ )

 

 

 

雨露の恵み

雨に感謝するときもあれば、災いとして恐れるときもあります。いろんな雨があり、その雨を表す言葉はたくさんありますね。今日は、恵みの雨として・・・雨露の恵み(うろのめぐみ)
自然の雨や露が潤す美しさは、周りの草花や樹木から見つけられます。今朝は紫陽花が咲き、カボチャの花が咲き、アサガオの弦が伸びているのを目にできました。生き生きとしている姿に雨露の温かい恵みを感じます。

さばらっ子は今日もみんな元気に登校して、しっかりと学んでいます >^_^<
その落ち着きから雨露の恵みのようにおうちの方、地域の方、周りのみなさんから愛情が注がれていることを感じます。