佐原小学校日誌

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寒晴

今日から第3学期が始まりました。全校児童・教職員が学校に集うことができたことに心から感謝しました。

正月の元旦に起きた能登半島周辺の大地震に驚きました。福島に住む人は、東日本大震災の記憶が蘇り、その痛みやつらさを同じように感じたことと思います。震災の記憶や体験を忘れてはいけないことは確かですが、もっと忘れてはいけないのは、おだやかに過ごせるふつうの日々です。何気に過ごしていますが、水、電気、食料、燃料が問題なく手に入り、子どもたちが心配なく学校に通える日々です。そして、復興は、子どもたちの元気な姿があふれたときに実感することも福島の我々は知っています。能登の一日も早い復旧と復興を心から願いつつ、新学期の始まりに学校に集まり、また教室で活動できる日々に感謝して一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

寒中の晴天を「寒晴(かんばれ)」といいます。「か」「が」に変えると「がんばれ」です・・・

一陽来復

第2学期終業式・・・( ^)o(^ )

『今日で第2学期が終わります。たいていのことはパッと過ぎ去ってしまいますが、うれしいことが思い出せれば、いい2学期だと言えます。もし、どんなことがあったかなぁと思い出したいときは、学校のHPに写真があるので、この冬休みに見てくださいね。

さて、明日から冬休みですが、それは一年の終わりと始まりがつながる大切な時期です。自分の心と体をスッキリさせて、新しい年を気持ちよく迎えられるようにしてほしいです。
そのためのコツを教えます。
一つ目は、片付けとお掃除をすること
二つ目は、おうちのお手伝いをすること
三つめは、早寝、早起き、朝ご飯をすること
大晦日など、特別なときは夜遅くまで起きていてもいいですが、片付け、お掃除、お手伝い、早寝、早起き、朝ご飯と当たり前のこことを続けられると、自分のためになりますし、おうちの人に怒られることもありませんからおすすめです。これを凡事徹底といいます。凡事徹底が、自分の心と体をスッキリさせて新しい年を迎えられるコツです。
「やるか、やらされるか」で、すごく大きくかわりますからね。そして、宿題はありませんから、自分から学習をやると、きっとえらいなぁ、成長したなぁと思われて、もしかしていい運気(お年玉アップ?)につながるかもしれません( *´艸`)

では、最後にいつもの休みの前の注意の言葉です。みんなで声に出してみよう。
「けがなし 事故なし 病気なし」
特に最近は、とびだしや危ない車に巻き込まれる子どもの交通事故が多いです。みなさんは絶対に交通事故にあわないでくださいね。第3学期、またここにみんなが元気に集まりますように願っています。』

一陽来復(いちようらいふく)
今日は冬至。冬至のことを古代中国では一陽来復といったそうです。調べると、易(えき)では時間の流れも陰と陽のうつり変わりによって表現され、一年のうち最も陰の気が強くなる時期が冬至。この時期を過ぎると再び陽の気が強くなっていく。そのため、冬至を一陽来復と呼んだそうです。

「これから良い方向へ転じる」こともたとえているのだとか・・・

明日から冬休み、そして一年の終わりと始まりがつながる時期、さばらっ子によい気が訪れますように!(^^)!

 

霜を履みて堅氷至る

霜を履みて堅氷至る(しもをふみてけんぴょういたる)
「霜が降る時期を経て氷が硬く張る季節に達する。小さな兆候を見逃がしているとやがて災難にあう。前兆を感じたらあらかじめ備えと対策をしておくように。」といったたとえの言葉です。
 明日で2学期が終了、そして年末も間近。よい締めくくりのためにも、気を引き締めることの大切さを思う朝になりました。道には薄い雪が積もり、路面も薄く凍っていました。子どもたちは、転ばぬようにと慎重に歩いて登校してきました。

橋の上の歩道は凍結するので、子どもたちが歩く前に職員が融雪剤を撒いています。近頃は児童の交通事故も目立つので注意喚起をしていますが、繰り返し繰り返し「とび出しをしない。周りの車両に注意を払う。凍結路は自転車に乗らないように・・・」と声をかけようと改めて思いました。

さて、昨日の午後は学校保健委員会を開催しました。学校医、保護者、教職員でさばらっ子の心身の健康を守るために課題を知り、今後の取組について共通理解を図っていくものです。今回の資料は、メタモジで配布しているので、端末から全家庭に見ていただきたい内容です。

学校保健委員会の協議では、運動能力・体力づくりも話題になりました。学校では、子どもたちが好きなドッジボールだけでなく、竹馬や一輪車もすすめているというものです。今日の業間に体育館をのぞくとやっていました。

体育館で元気に動き回るさばらっ子たち。冬休みが明けて、またみんな健やかに学校に集いますように(´艸`*)

冬至冬中冬始

冬至冬中冬始(とうじふゆなかふゆはじめ)
いよいよ明後日冬至。その冬至は冬の真ん中にあたるものの、実際は真冬が本格的に始まるという意味のことわざ冬至冬中冬始(とうじふゆなかふゆはじめ)
天気予報では、これから冬至寒波がやってくるとのことで、まさに冬至冬中冬始の言葉がしっくりくるような気がします。
でも、子どもたちは冬至よりも、その後のXmasイベントのほうが楽しみのようです。

そんな子ども心をつかんで、今日はALTが装いもまとって雰囲気をつくってくれました。そして、英語で答える問題もつくってくれました。

子どもたちは、回答しながら英語で発音したり聞き取ったりと学習しています。正解となると、とても歓喜していました。

低学年には、カナダの冬を例に学習していました。手袋は?帽子は?・・・

英会話のコミュニケーションを楽しむ雰囲気を上手につくってくれるALTに感謝です。(*^▽^*)

ユリノキ(百合の木)

 

今朝のユリノキ

11月7日 朝のユリノキ

上の1枚目、あづま総合運動公園の西端の並木の枝に花のようなものを見つけました。冬なのに樹に花?(*_*; 幹にかかるプレートみるとユリノキ。2枚目の写真のように秋に黄色く色付いた葉をまとわせる樹木でした。
今は葉は全く残っていないけれど、枝先に花のようなものがあり不思議です。調べると、ユリノキの花の後には、枯れた蕾のような果実ができる。熟すと内側から順に砕け始め、巣実の外側だけが冬の間、枝にコップのように残るとありました。枝先に花のように見えたのは、果実の器(うつわ)の残りのようでした。

て、今日は昨年度同様に佐原地区で「和み陶房」を営む講師をお招きして、6年生が卒業制作に取り組んでいました。

板状の粘土に模様をつけたり、形をとるように型紙をあてて粘土を切り取ったりしています。本格的な陶器が記念として残るのはとてもステキですね。

最後の仕上がりは、どうなるのかとても楽しみです。
ユリノキの花言葉は「見事な美しさ」「幸福」

卒業記念の作品にもユリノキの花言葉のような思いが込められますようにヽ(^。^)ノ

雪の花

昨夜降った雪が、並木に花を咲かせたようになりました。雪を花に見立てて呼んだ言葉が「雪の花」

真っ白な雪が木々の枝先にふんわりと積もると、まるで花のように見えてきます。今週は第2学期最後の一週間、その始まりは冬めいた雪景色が広がりました。

子どもたちはスノーブーツをはき、帽子と手袋としっかり身に着けて登校してきました。今週もがんばろうねと声をかけると「はい」っと元気な声が返ってきてうれしくなります。
いつものように朝の読書に取り組み、落ち着いて学習を進めています。

2校時の様子は、低学年と中学年はどちらも算数科を学習しています。時計の見方、かけ算、□を用いた数、変わり方など、それぞれ正しく理解できるように進めていました。
高学年は、家庭科室で調理実習です。用具を出したり洗ったりと準備から進めていました。

料理ができ上ったころを見計らって家庭科室にいくと「上手にできました」と見せてくれました。
どれもおいしそうでした(#^^#)

雪の花丸◎◎◎◎◎をあげましょう~!(^^)!

ノイバラ

ノイバラ(野薔薇)

先日あづま運動総合公園で赤い実を見つけました。南天とも千両とも違いますが、丸く赤いかわいらしい実です。写真に撮って、調べてみたらおそらくノイバラの実であることが分かりました。撮った場所もバラ園のやや奥のほう。そして、ノイバラ?ノバラとは違うの?と思い、調べるとノイバラは、とげのある低木を総称してイバラと呼ぶことから、野に自生するイバラということでノイバラとつけられた。日本に自生するバラの代表。別名では野薔薇(ノバラ)と呼ばれる。栽培品種のバラの台木に行く用いられる。』とありました。そうだったのか・・・( ..)φと思い、花が咲くころになったらよく観察してみようと思いました。

さて、今日の2校時の様子は・・・

まず、体育館に行くと5.6年生がマット運動に取り組んでいました。やはり端末カメラ機能を使って動きを確かめています。改善点を理解して自分ができるイメージをもって練習を重ねていました。

3.4年生は問題プリントやドリルに向かっています。学期末の復習のようです。宿題のない冬休みは、自分でどんな学習をしてみるか考えて挑戦してくださいね(*ノωノ)

そして、1.2年生は粘土に取り組んでいました。小さい子が夢中になって粘土で創作する様子は、純朴さと素朴さがあっていつみてもほほえましくなります。一人一人が粘土にファンタジーを込めているからでしょうか(#^.^#)

ノイバラの花言葉は「上品な美しさ」「純朴な愛」「素朴な愛らしさ」一重咲きの美しい花姿が由来、そのほかに「才能」「詩」。有名な作詞家や作曲家がよくノイバラを題材にして詩や曲を作っていたことからイメージしてつけられたそうです。

 

雪兎

雪兎(ゆきうさぎ)
雪兎という言葉を調べると、雪の日に生まれる真っ白い兎のこと。子どもたちの手で作られる。ゆずり葉を耳に、南天の赤い実を目にする・・・とあります。
でも、福島の人間は早春の頃、吾妻小富士の斜面に雪解けととともにできる雪渓をイメージするのではないでしょうか?「吾妻の雪うさぎ」と呼ばれて親しまれています。
いま、なんとなくその「吾妻の雪うさぎ」が現れているように見えます。暖冬の影響で先日に山に積もった雪が解けたからでしようか( ゚Д゚)

さて、おだやかな天気の今日は、1.2年生と6年生がパンジーを植えていました。

先生の指示を受けて、1.2年生は等間隔で植えています。ポットから苗をとって、一つ一つていねいに土に植えていました。

6年生は、自分たちで相談してどんな感じに植えるか決めていいとの指示で相談しています。
「何にする?」
すぐに思いつかないようです。
「センセー何がいいですか?」
「君たちが生まれた歳の干支は?」
「うさぎ」
「じゃあ、うさぎにしたら。」
「でも、兎(うさぎ)年だけでなく辰年生まれもいるよ。来年の辰は・・・」
う~ん・・となかなか決まりません。

そのうち、学級園の一つはふつうに等間隔に植えて、もう一つは「イカ」にしようということになりました。

イカ・・・なんで(・・?

いつの間にか1.2年生は終わっていて、イカが最後になりました。

植え終えたら最後は記念撮影!!

イカす!! さばらっ子さぁ~ ( ^)o(^ )

寒薔薇

今日の3時間目に6年生の算数科を見ていました。「データの特ちょうを調べて判断しよう」という学習の終末で、これまでのドットプロットや最頻値など学習したことを生かす学習でした。

テニスの練習時間、休日中の学習時間、読書時間などほか、興味をもつプロ野球やゲームの勝率などもテーマに設定してデータ分析をしていました。
一人一人の発表結果も「なるほど・・」と感じるものばかりです。

見ていると、従来より集めたデータを分類整理して特徴や傾向に着目し、代表値を用いて問題の結論を判断する態度を養う学習が重視されていることを実感します。
そして、今のカリキュラムが各教科の「見方・考え方」を養うことを中核にした授業づくりを重視していることも伝わりました。
人間よりずっと速くデータを処理し、スムーズに必要な情報に辿り着くことができるAIが発達した現在、結論をどう判断し生かすかがとても大事ですね・・・"(-""-)"

今朝あづま総合運動公園の香りのバラ園には、ほとんど花は残っていないのですが、綺麗に咲いているなわずかな寒薔薇を見つけると、やはり目を奪われます。
葉もあり枝もあるのに、薔薇といえば目を向ける中心は、やはり花であるようです。

熊蟄穴

熊蟄穴(くまあなにこもる)
今日の12日から16日ごろまでは七十二候の熊蟄穴(くまあなにこもる)です。熊が冬眠のために穴に隠れるという意味のようですが、暖冬ですから本当に穴にこもってくれるでしょうか(・・? 
とにかく熊さんは早く冬ごもりをしてくださいという思いは、被害のニュースが目立った今年は特に強いです。クマのキャラクターはのんびりとかわいいのですが、野生の本物は全く違います。(;''∀'')

さて、今日も佐原小のこぐま×(*'ω'*)こどもたち〇は、楽しそうに活動していました。
とびなわを使った運動の季節になり、体育館では色々な技に取り組んでいます。

また、1.2年生は4校時に「みんなワクワクランド」を開きました。生活科の学習です。身近な材料で動くおもちゃをつくって、そのつくりや遊び方を工夫する活動の発展で、みんなと楽しみながら遊びを創り出そうとする態度が学びのポイントとなります。
招いたお兄さんお姉さんたちにおもちゃの説明をしてから遊びます。

遊んだら、カードにシールもつけています。

素朴なおもちゃですが、年上の子も1.2年生の期待に応えるように遊んでくれました。教室はみんなで楽しもうとする思いがたくさん満ちていました。(#^.^#)

終わりの言葉で感謝のあいさつをする1.2年生の表情は、はじまりよりちょっと自慢気でした。!(^^)!

冬日向

週明けの月曜日の2校時、教室を回ると1年生が時計を見ながら学習していました。
「なんじ、なんぷん?」自分の一日の生活とかかわらせてたしかめているようです。アナログの時計の時刻の読み取りは経験もかかわってきますね・・・がんばれ~と心で応援しつつ2階に向かいました(p_-)

2階の理科室では、5年生が振り子の実験をしていました。6年教室ではALTと英語の学習・・・

おやっ、3.4年生はどこだ(・・?
と学校を見まわしたら、学級園に花を植える活動をしていました。これからの季節を彩るパンジーです。

ポットから苗を取り出し、地面に穴をあけて植えています。その手つきがやさしくていねいなことに優しさが伝わってきて、日差しとともにあったかい心地になりました。

今はすぐに日が暮れてしまう時期ですが、日中の日差しはよく反射してまぶしいときがあります。
短い冬に光が注ぐ冬日向(ふゆひなた)に花を植える子どもたち、いつもより明るくまぶしく見えました( *´艸`)

冬三日月

「たのしかったぁ~、もっといっしょにあそびたかった!!」
と学校に戻ってきた1.2年生。
「ともだちできた?」との問いに
「いっぱいできた~」との答えがたくさん。

今日は、荒井小学校の2年生と交流することができました。自己紹介の後は一緒に体を動かしました。
佐原小からは1年生も参加していますが、負けまいと力いっぱいかけっこをしていました。

荒井小学校のみなさん、ありがとうございました。(''◇'')ゞ

そして、こちらは
「おなかすきましたぁ~、いっぱいメモしてきました!!」
と学校に戻ってきた3.4年生

「どんなことが分かったの?」との問いに
「石垣の石は基本的に五角形にする。」などなど・・・
荒川資料室の案内をいただき、近くの地蔵原堰堤や霞堤を見学してきました。

歩く途中に水林自然林の植生なども教えていただきました。ありがとうございました。_(_^_)_

今朝は冬三日月を隠すように雲が早く流れる空でしたが、午前中は校外学習をやさしく見守る小春日和となりました。あと2週間ほどで、第2学期もしめくくりですね>^_^<

 

大雪 閉塞成冬

暦の上で今日は、二十四節気の大雪(たいせつ)七十二候の閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)です。天地が塞(ふさ)がれ冬が訪れるということです。

 本日、12:30ごろは14℃

お昼までは小春日和でした。雪の気配はなく、給食のとき、子供たちに・・
「クリスマスプレゼントは、どんなのがほしいの?」
と声をかけると、ゲーム、おもちゃ、編み棒・・・いろいろな声が返ってきました。
「でも、なんだか雪はふらないねぇ、雪がないとサンタさんは来れないんじゃない?」
と問いかけると・・・・
「だいしょうぶ、サンタさんのソリは空を飛んでくるから。」と・・低学年(#^.^#)
「サンタさんは、歩いてもくる。」と・・中学年( *´艸`)
「サンタは、親だから大丈夫。」と・・高学年(*´ω`*)
との答えが返ってきました。
いくつまでサンタクロースを信じるか、いい思い出にしておくにはどうする・・とか、会話のネタになりますね。

さて、お昼休みは校庭でのびのびと遊んでいました。野球、サッカー、ブランコ・・・

そんなとき突然、小雨が降ってきて子どもたちは体育館へと場所を変えていました。
そして、誰もいない校庭の先にはきれいな虹がかかりました。(*''▽'')
しかし、すぐに消えてしまい、撮影できたのは幸運です。
そのあと、強い風も吹いてきて、ひどい天気。これがホントの時雨(しぐれ)でしょうか・・・

でも、今日はクラブ活動の日、クリスマスリースをつくる計画がありました。
おうちの玄関や部屋に飾るのを楽しみにしているようです。
サンタさんがやってきて喜ぶリースをつくってくださいね ^^) _旦~~

 

人を通して本を知る。本を通して人を知る。

「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」

今朝早く教室を回ると、いつもは高学年が静かに読み始めているのに、今日は低学年・中学年の児童が先に本に向き合っていました。
早速、昨日のビブリオバトル実演を見た刺激かな・・・とうれしくなりました。( ^^) _U~

昨日の午後は、福島東稜高校の司書教諭の先生と生徒さんの3名を本校にお招きすることができました。

お二人の生徒はビブリオバトル県大会出場経験もあります。そのビブリオバトルを本校の児童向けに実演していただきました。
おひとりは「たべもの産地図鑑 野菜」という本

もうお一人は「妖怪アパートの幽雅な日常」という本

5分間と決められた時間で本を紹介します。原稿もありませんからライブのようです。

紹介が終わると児童から質問によるデスカッションがあります。

本の内容について、本との出合いやきっかけ、読書後に変わったこと・・・児童はその場で思いついたことを尋ねていました。
それに対して、小学生でも分かりやすい言葉で、自分の経験と思いを込めた答えが返ってきて、どんどんと質問が重なっていきました。

の機会をとおして、児童は紹介された本の面白さを知るとことはもちろんのこと人は本についてこんなふうに考えることもある。」「本をこんなふうに感じる人もいる。」ということも実感したと思います。

ビブリオバトルのキャッチコピーが「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」です。
本が様々なことに興味を広げるきっかけとなり、さらに読書の幅を広げたり、人に対する想像力も働いたりすることにつながっていくともの考えます。

ビブリオバトル実演後には、高校生活について聞いてみたいことを、自由に問いかけ、応えていただくといった対話活動の時間も設けました。
リアルな高校生の言葉は、さばらっ子の心に響いていました。あこがれも生まれ、なりたい自分を以前より意識できた児童もいました。その新鮮さに感動した教職員もいました。
先生たちにも、対話的な学びとは、「話し合い」を超える「語り合い」とは、今回のような場面を生み出すことと感じてもらえたかな・・・と思いました。

この貴重な機会をつくっていただいた福島東稜高校に心から感謝いたします。

ありがとうございました。

PS

もう一度、やっていただきたいです。次は「私が本を紹介するのを見てもらいたい!」と声を挙げた子がいました!(^^)!

息白し

昨日の給食時の写真です。先週から給食を1階の3つの教室に分散して実施しています。
下記をURLをみると詳しい情報が分かりますが、市内の状況に対応したものです。

https://www.city.fukushima.fukushima.jp/hokenyobo-kt/inhuru.html
冬休みまであとわずかです。注意して学校生活をすすめます。

息白し(いきしろし)
今朝も冷え込みました。霜は昨日よりも広がったように見えます。こんな寒い日に息を吐くと、口からほわっと白い煙が面白く歳を重ねてもあきずに楽しんでしまいます。
登校班の待ち合わせ場所で、児童と一緒に白い息を吐いて遊んでみましたが、うまく撮れませんでした((+_+))

3校時に体育館に行くと、3.4年生がマット運動に取り組んでいました。
前転や後転、腕立ても入れた技も練習していました。それを友達が脇や後方から端末カメラで撮っています。
そして、動画撮影された自分の動きを見ていました。

リアルタイムで自分の動作を確認できる効果的な端末の使い方ですね( ^)o(^ )
ただ、撮影の仕方はいろいろあるようで、うまく撮れるようには経験も必要です。上手に撮れたかな?

今日の午後は、ビブリオバトル県大会に出場したこともある福島東稜高校生がやってきます。

とても楽しみです。その様子はまた明日にご紹介 !(^^)!

 

霜晴れ

霜晴れ
冷え込んで霜が降りた日の快晴を霜晴れ(しもばれ)というそうです。今朝は、吹き落ちてしまった紅葉の周りがきれいに白く縁取られていました。

寒さはあってもよく晴れた月曜日は気持ちがいいものです。

今日も教室を見て回ると、算数科のテストや習熟の学習に取り組んでいました。先生たちも個別に助言しながら進めています。その様子を見て、学期末が近いことを改めて意識しました。

2時間目が終わると、子どもたちは体育館へ直行。
体育館の入口では「まぜて~」と、元気な声が聞こえました。

そして、3時間目になると、また気持ちを切り替えて学習に集中していました

真剣な顔で集中しているときの顔も、楽し気に身体を動かしてときの顔もどちらも晴れやかでした。(^^♪

山茶花

昨日から今日にかけて校内のカレンダーをめくったり切り取ったりしました。12月のはじまりに、今年もあとひと月であることや月日の流れに思いが寄せられます。

昨日は厚い雲に覆われた吾妻の山並みでしたが、今朝は晴れ間があり、白く装った吾妻小富士、一切経山、家形山を見ることができました。手前の刈り終えた田んぼ、茶色に染まる里山、そして雪の山と視線を先に伸ばすと、年の終わりと冬本番に向けた始まりが隣り合わせということも実感します。

あづま総合運動公園の銀杏も枝並木になりましたが、そのすぐ脇に山茶花(さざんか)が咲いているのを見つけることができます。

さて週末の金曜日、2時間目のさばらっ子の様子はというと・・・

5.6年生は体育館でベースボール型ゲームに取り組んでいました。少人数の利点で体育館でも伸び伸びと動き回っていました。

1.2年生は先週の続きで、紙版画を進めていました。インクをローラーにつけたり、バレンで円を描くように台紙にこすりつけたりしています。慣れないことでも力いっぱい取り組む様子に、作品の仕上がりを楽しみにする思いが伝わります。

3.4年生は自習の時間です。先生はこの時間、隣の佐倉小の研究授業を参観に出かけていました。代わりの先生が時々自習の様子を見守っていました。複式学級の利点は子どもたちが自ら学習する姿勢がよく身に付くことです。みんな自分で問題を解いて答え合わせをしたら、別の問題集にも取り組んでいました。黙々とやるべきことに向き合う姿勢に感心しました。

今朝見つけた山茶花ですが、花言葉は花の色によって少し違うようです。でも全般に「困難さに打ち克つ」「ひたむきさ」とのこと。寒い時期にほかの草花が枯れてしまうのに花をつけることからこのような花言葉がついたようですね。

今日のさばらっ子、みんなひたむきに学習していました。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ・・花丸◎

露霜

露霜(つゆしも)
今日で11月は終わり師走を迎えます。日に日に気温は下がっています。校舎近くの山並みは雲にかくれて見えませんが、おそらく露が凍って霜に覆われていると思います。晴れ間があれば白い光景が見えるかもしれませんね。

3校時、3.4年生が端末のアプリを使って佐原にいる生きものクイズをつくっていました。視覚的な効果も高めようと配色機能やアニメーション機能も生かしています。

先生は教えていません。いつの間にか子どもたちが工夫していました。子どもは大人より早く使えるようになることを実感する場面です。



そして4校時は、ALTとの外国語活動です。

英語ができる日本人もどんどん増えていくのでしょうね・・・( ^^) _abcde

さて、1階ホールにヒーターが置かれました。シルバータロウも寒いかな?(*''▽'')

 

木の葉雨

木の葉雨(このはあめ)

広葉樹の枝に残っていた葉も無くなってきました。昨日の午前中はとてもよい晴れ間でしたが、午後は一転して強い風が吹く荒れた天気になりました。
そして、今朝はたくさんの落ち葉が重なっているところがありました。木の葉雨(このはあめ)とは、葉が散りゆくことを雨にたとえた言葉です。木の葉時雨(このはしぐれ)とも言うそうで、閑寂な風雅を感じる言葉ですね。
でも視線を足元に向けると、アスファルト上に木の葉が葉が押し絵のように貼りついています。切り撮った画面にすると、かわいらしい雰囲気になりました。

さて・・今日も教室はどうかなと見て回ると、まず目についたのは6年生算数科のドットプロットと最頻値(@_@)

少し前から教科書に載って学習するようになったもので、知らない大人も多いと思います。この先を生き抜く子どもに育みたいデータ活用能力やプログラミング思考と関連していますね。
子どもたちは、数直線の上にデータをドット(点)で置いて散らばりの様子を考えていました。

次に目についたのは、3年生国語科の物語の学習。教材文が「もちもちの木」です。子どもたちは、主人公の心情を場面ごとに整理してまとめていました。

この教材は、ずいぶんと前から長く教科書に使われていています。絵本が原作で挿絵が切絵です。物語のクライマックスの場面で、もちもちの木に灯りが散りばめたようにともる絵がとても美しい。

今日は、木の葉雨のせいか、散らばりに目がいきました・・・(@_@;)

2年生さん、ばらばらに散らばした九九もがんばろうね\(◎o◎)/

 

霧の籬

霧の籬(きりのまがき)

吾妻小富士の山並みが霧を纏(まと)う早朝になりました。

霧が垣根のように立ち込めている様子を古の日本人は「霧の籬(きりのまがき)」とたとえています。
季節は違いますが、歌に詠まれています。
煙立つ賤が庵が薄霧の籬に咲ける夕顔の花 藤原家隆
藤原家隆なら、今朝の佐原の光景を、どう詠むでしょうね・・・( ..)φ

でも、霧が立ち込めるときは、お日様が昇ると心地よい晴れ間をもたらすもの・・・

今日は児童集会が開かれました。6年生が全校生で楽しめるようにと話し合い、自ら企画と運営に取り組んだ集会です。一つは校内に隠されたクイズを探して解いていくゲーム。もう一つは王様ドッジボールです。

縦割り班になって、クイズを見つけたらその回答を考えていました。中には、先生たちもすぐに答えられないものもありました。

体育館で答えが発表されます。7問すべて正解するグループもありました。賞品もあって、正当順にもらうことができました。

景品は企画した児童が用意したもの。でも受け取った小さい子もうれしそう( ^ω^)・・・微笑ましい

そして、いよいよみんな楽しみにしていた王様ドッジボール!!

これもまた、とても楽しく遊ぶことができました。

 そして、そのあとは・・・

煙も立ちませんが、霧の籬に隠したように、予告なしの避難訓練を実施しました。\(◎o◎)/!

でも、全員、避難開始の放送のあと、整然と素早く避難することができました。