佐原小学校日誌

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処暑

1校時、3.4年生が夏休み中に育った観察園の整備と観察をしていました。雑草を取り、大きく育った実や種に、まなざしを向けています。
赤く咲いたホウセンカ形よく育ったヒョウタン、そして背を伸ばしたヒマワリが、子供たちを待っていたかのようでした。

2校時の教室では、手書きで観察カードに記録していました。理科室では、5年生も図鑑を使って植物をノートに描こうとしていました。
最近は、デジタル端末に写真を撮ってメモを入力する活動も随分と進んでいます。その長所もありますが、手書きののよさも間違いなくあると感じます。

NHKの朝ドラでも植物を筆で線描する場面がありましたね・・・( ..)φ

さて、今日8月23日は処暑(しょしょ)二十四節気の14番目で厳しい暑さの峠を越した頃とのことですが、熱中症警戒アラートが出ています "(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)"
日中は暑くても、せめて朝夕は涼しくなってほしいものですね・・・

あづま総合運動公園の街路樹

夏の露

夏の露(なつのつゆ)
夏の朝、草木に降りている露のことです。今朝は、ユリにまとわりつく露がこの暑い夏に少し涼しさを感じさせてくれました。

さて、今日から第2学期が始まりました。始業式に集まってきた子供たちをみると、日焼けととともに背も伸びたようです。少したくましくなったように見えます。でも、正直、もう少し夏休みが続いたらいいなぁと思っている様子も分かりました。

しかし「ずっと」なんてないことを、子供は夏から教わります・・・( ^ω^)

「頭と心のスイッチを入れよう。うれしくなることをたくさんみつける2学期にしていこう。」と伝えました。
できるようになること、感謝されること、実現すること・・・
一人でも周りのみんなと協力しても、うれしくなることをたくさんみつけられる学校生活を願っています・・( *´艸`)

そして、教室を回るとさっそく夏休み中の作品や思い出を紹介している場面がありました。

みせたい、つたえたい、おしえたい・・・と「たい」があった夏休みになったことが、表情から伝わってきました。

では、また2学期も、佐原小の日常を、このblogで紹介していきます ( ^^) _U~~

夏の果て

今朝、あづま総合運動公園の陸上競技場西側にある樹木を撮りました。
今日は「福島県民の日」福島県の公式HPには『明治9年(1876)8月21日に、旧福島県・磐前県・若松県の3県が合併して現在とほぼ同じ福島県の姿が誕生したことから、郷土への理解を深め、郷土愛を育みながら、県民が心を合わせてより豊かな福島県を築き上げ次世代に引き継ごうと、平成9年(1997)に「福島県民の日」条例を制定しました。』とありました。


競技場の入口は白く美しいユリが咲き誇り、見頃となっています。

ヤマボウシの実も赤みを増しています。近くの水田も出穂しました。本校の朝顔は2階ベランダまで達しています。

さて、まだまだ暑い日は続くようですが、今日で夏休みはおしまい

子供たちにとっては夏の果て(なつのはて)でしょうか・・・(#^.^#)

明日、校舎に子供たちが戻ってくるのが楽しみです!(^^)!

 

炎ゆ

炎ゆ(もゆ)

太陽が照りつけすべてのものが燃えてしまうような熱気をさす「炎ゆ(もゆ)
真夏の炎天下では熱気のため目にする景色が、ゆらめくように感じることがあります。
そんな今日、福島市中央市民プールで代表児童が力強く水しぶきをあげました。

大きくなったら思い出してくれるような 夏の記憶をつくれたかな・・・(#^.^#)

灼くる

灼くる(やくる)
今週は厳しい暑さが続いています。太陽が照り続ける状態を表す夏の季語が「灼くる
昨日、本校のすぐ隣の県営あづま球場では、福島地区の高校野球決勝戦がありました。
全力プレーへの声援が、灼くる空気を響かせ、佐原小まで力強く伝わってきました。

灼くる声 あづまの空に 雲越える  ( ..)φ

 

朱夏

朱夏
朱夏(しゅか)は夏の別名です。夏を司る神様のことで炎帝(えんてい)とも呼ばれます。古代中国の五行思想では春は「青春」、夏を「朱夏」、秋を「白秋」、冬を「玄冬」と呼んでたそうです。今日で第1学期のしめくくり、明日から夏休みです。
昨日は、委員会活動で「熱中症」について全校生に注意予防を呼びかけました。

その中では自作自演の動画も作成していて披露してくれました。とてもよくできた動画で、もう一度みたいとの声がたくさんあがりました。

持ち帰った端末のMetaMojiアプリの中にその動画入れたので、おうちで家族と一緒にぜひ見ていただきたいと思います。そして、熱中症にならないように改めて注意してほしいです・・・

 


 さて、今日の終業式では、休みが明けたら「おしえたい、つたえたい、きかせたい、やってみせたいとなる、やりたいことがいっぱいの夏休みにしてほしいと伝えました。代表児童からは1学期頑張ったことが発表されました。そして、生徒指導担当から「事故なし、けがなし、病気なし」で過ごすための諸注意もありました。

いま、学校の周りの木々の枝には、小さな実を見つけることができます。ナツツバキ、カエデ、イチョウ・・

この夏を過ぎるころはもっと一回り大きくなります。
「ひとも、夏 育つ」です・・・!(^^)!

朝顔の花一時

朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
この言葉は、アサガオの花は朝開いたら昼にはしぼんでしまうことから、物事が活発で盛んな時期はとても短いことが語源となっているようです。4月6日から始まった第1学期も明日でしめくくり、短かったか長かったか・・・大人は過ぎた日を短く感じる傾向がありますね。
さて、給食ですが、今日が1学期の最終日です。

「おいしく食べましたか?」の問いかけに、元気よく「はい、全部食べました。」との答えが返ってきました。
6月5日から全校生でいただく給食は順調に進み、今は準備や片付けの手際もよくなりました。食べる時間も30分間としっかり確保できることから、1年生もほぼ全部食べきれます。そして、異年齢の構成グループの席割にもできて楽しく会話しながら食べることもできました。

2学期の給食開始は8月23日(水)です。
「夏休み、おうちでの昼食は楽しみですか?」の問いにも、笑顔で「はい、楽しみです。」との答えも返ってきました。休み中も、しっかり食べて元気に過ごしてほしいと思います。

 

おまけ・・・「朝顔の花も一時」と似たような意味なのですが・・・昔の広告コピーを発見!!
ユーモアがありますねぇ・・・((´∀`))ケラケラ

1年が「あっ」いう間なら、夏休みは「ぁ」という間

「ずっと」なんてないことを、こどもたちは夏から教わる

夏は、すぐ来て、すぐ終わる

犬子草

猫じゃらしという通称のほうがよく知られているような気がしますが、正式にはエノコログサ、漢字表記では「犬子草」「狗尾草」とされているから不思議です。道端にその姿を見るようになってきました。

学校から窓を開けてスタジアムをみると、そこから応援の声が鳴り響いています。夏の高校野球の試合が催され熱戦が繰り広げられていますね。

さて、お昼に校内を回ると、6年生が先生と何か打ち合わせをしている様子。近くに寄ると、来週の福島市小学校体育大会水泳大会参加にあたっての注意事項を確認していました。7月27日(木)に福島市中央市民プールで開催される大会です。

しっかり理解して、落ち着いて参加できるように約束事の確認は大事ですね( ^ω^)・・・

そして、学期末の清掃も力が入っていました。少ない人数できれいな校舎を保つためにみんなで力を合わせて取り組んでいます。日頃手を付けられないところも今日はきれいにしていました。

今週で1学期が終わります。夏休みを楽しみに元気に過ごしたいですね(^^)/ 

エノコログサ・・・調べてみたら花言葉もありました!! 「遊び」と「愛嬌」(*^_^*)

山滴る

山滴る(やましたたる)

夏が深まっていくと草木の葉で覆われて、緑が滴るように見える夏山を表す夏の季語ですこの「滴る」という言葉には「鮮やかさがあふれるばかりに満ちている」という意味もあります。
さて、昨日の水泳記録会はあざやかに輝く本校プールで実施されました。

暑さが厳しい中、保護者の皆さんが応援に来てくださいました。

下学年は、水中の輪を拾ったり、ビート板を使って泳いだりと今シーズン身に付けたことの記録を取りました。

上学年は、主に自由形、平泳ぎ・・・と種目ごとにタイム記録を取りました。

その中で6年生の2名は個人メドレーにも挑戦しました。その姿に下学年の児童は憧れの気持ちをもちました。

夏のプールで生命力があふれるさばらっ子の力強さは、まさに山滴る如しでした・・・(#^.^#)

 

 

緑陰

緑陰(りょくいん)

青葉の茂った木陰は強い日差しを遮り暑さを避けられる場所です。いま、あづま総合運動公園の緑陰では、ヤマユリが咲き誇っています。たくさんのユリのから、ほの甘い香りも漂い、ここにいるとなんとなく気持ちが落ち着きます。

さて、校内もエアコンの効果で、緑陰のような環境です。2校時に教室をまわると・・

1.2年生は算数科、1年生は20より大きい数を使って学習していました。ブロックも使って数の理解を深めていました。

 3.4年生教室では、ICTサポートからメタモジアプリの効果的な使い方を教えてもらっていました。福島市電子図書館へのリンクや読み読みカードin summer vacationもノートにして、その使い方を確かめていました。

では、5.6年生は・・・とみると、6年生は社会科、我が国の歴史のワークテストをしてました。出来栄えはどうでしょう・・・( *´艸`)

ここ数日厳しい暑さが続きますが、校内は緑陰のごとく、涼やかな環境のおかげで落ち着いて学習することができています。今日は、このあと3.4校時は水泳記録会です・・・その様子は、また明日に ('◇')ゞ

 

蓮始開

 

今日7月12日は七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)す。見ていると心を清らかにしてくれそうな蓮の花は、夏の朝に開き、昼ごろには閉じてしまいます。

さて、今朝は、児童全員が端末を使って、初めて福島市電子図書館のサイトを開いてみました。

初めて見る電子図書館はどんなものか、そしてどんな本が読めるのか、いろいろ探っています。

6年生はさっそく音声読み上げ機能も使って読む子がいました。

1年生も自分が読んでみたいと思うジャンルにアクセスして、怖いお話や動物のお話を見つけていました。

まもなく夏休みです。福島市電子図書館も利用して、たくさんの本を読むことを期待しています。

佐原っ子 蓮始開 電子図書  (・・?~~?

山百合

1校時に1.2年教室をのぞくと、漢字に取り組んでいました。

書き順や画数に気を付けて練習しています。縦画は上から下に鉛筆を動かし、横画は左から右へ動かすといった原則に気を付けて練習していました。これから小学校を卒業するまで、もっとたくさんの漢字を学習していきます。

はじめが肝心・・・がんばれー (=゚ω゚)ノ

と思いながら、集中して取り組む1年生を応援してみていました。

山百合(やまゆり) 

「山」と「百」の漢字は1年生で習います。「合」は2年生・・・

いま、あづま総合運動公園の山百合が満開です。

 

鴨頭草

鴨頭草(つきくさ)とは露草(つゆくさ)の古い呼び名です。月草とも表記されます。
花期は夏至のころから8月で、道端などどこでも群れて咲く花です。日の出とともに青い花を咲かせる様子は、夏の朝に目をひきます。朝早く咲いてその日の午後にはしぼんでしまう半日花です。
露のようにはかない命だから、それとも夏の朝の露と共に咲くからツユクサの名前が付けられたのでしょうか?畦の緑に映える青い花弁は、とても輝いて美しいです( ^ω^)・・・

さて、先週の金曜日は、講師の先生をお迎えして5.6年生国語科の授業研究会を実施しました。
5年生は「問題を解決するために話し合おう」6年生は「話し合って考えを深めよう」との複式授業です。

指導助言の講師には、昨年もお願いしていて、今年度もご来校いただくことができました。
授業をみていただき、児童の学びの成長について称賛の言葉をいただきました。また、同教科異単元、同時間接指導での言語活動に挑戦した先生の成長ぶりも称賛いただきました。そして、課題についてもご助言をいただきました。

自ら学ぶ子供を育てるのは自ら学ぶ教師です。今後も授業の質の向上に挑戦し続けたいと思います。

夏木立

1校時3.4年生は国語科の授業を進めていました。
どちらの学年も二つのテキストを見比べています。3年生は「ほけんだより」4年生は「体温計の広告」
複式学級だと同じことをしているように見えて、ちょっとしたねらいの違いがよくわかります。
3年生のねらいは、書き手の目的や意図に照らして文章の工夫や効果を読み取ること。
4年生のねらいは、広告の意図や目的に応じた表現の工夫や効果の違いを読み取ること。
そして、すぐに気づく共通する学びの要素は「テキスト」「目的」「意図」「情報の比較」です。

現実の世界の中にあふれるテキストを正しく読み解き見抜くこと
まさに次の時代を切り拓く子供たちに求められる重要な資質・能力・・・と思いながら見ていました(@_@)

今日は週末の7月7日(金曜日)
とても日差しの強い日でした。枝葉の茂る夏木立(なつこだち)を見つけるとなにやらほっとしますね・・・

 

 

 

 

 

 

朝曇

朝曇(あさぐもり)
暑くなる日の曇った朝でした。どんよりとした空模様は、今日が暑くなることを知らせていたようです。

吾妻連峰、安達太良連峰から雲が流れ午前8時を過ぎると青空が広がっていました。

2校時5.6年生の教室では国語科の授業に取り組んでいました。

明日は、講師をお迎えした授業研究会を実施します。5年生と6年生のねらいのちがいを意識して、それぞれで話し合う学習を展開させようとする担任の挑戦を感じます。

会話ではなく、対話となるのか・・・
児童のまなざしが開く対話になるのか・・・
学ぶ児童と、学ぶ教師に期待しています。

四片/四葩

今朝、見つけた風景です。

この写真からどんな音が聞こえてきますか? 

小鳥の鳴き声、蜂が羽ばたく音、揺れる草木の音も聞こえるとうれしいです。

でも実際には写真の中に見える音で、想像が必要ですね・・・Σ(・ω・ノ)

では、下の写真からはどんな音が聞こえてきますか?

子供たちと先生が手に持っているのは、トーンチャイム♬
やわらかで美しい音色を響かせる楽器です。
先生の指揮で、音を順に鳴らす音送りをしています。
まるで、音の球を投げたり受け取ったりしているかのようです・・♪・・♪・・♪・・
音からひろがる子どもの育ちは豊かですね・・・(#^.^#)

四片/四葩(よひら)
今が盛りのアジサイの別名です。あじさいのガクが4枚あることからよひらともよばれるとのこと。
下の写真からは、どんな音が聞こえますか・・・(^^♪

青田波

青田波(あおたなみ)

学校周りの水田の稲は、丈を伸ばし、水をかくすように一面を青々としました。
風が吹き抜けていくときは、稲がなびいて、清々しく美しい風景となります。
青田の上を吹き渡る風を「青田風」、波のように風に揺れる稲穂は「青田波」と呼ばれます。

気温も上がって、今日はプール日和
それぞれ課題に取り組み上達を感じます。おしまいにプールの端を一方向に回り、流れるプールをつくっていました。波のようにはなりませんが、子供たちは自分の身体が流れる水の勢いで前に進む状態を楽しんでいました。

 青田波 プール日和の 涼を取り  ( *´艸`)

愛逢月

愛逢月(めであいづき)
陰暦7月の別名です。七夕の日に再開を許された織姫と彦星が1年に一度だけ逢える月であることから「愛逢月(めであいつき」と呼ばれます。7月は、和風月名の「文月」はもちろんのこと、七夕月(たなばたつき)、女郎花月(おみなえしつき)、涼月(りょうげつ)・・・と呼び方はいろいろあります。

そして、今日7月3日は満です。ネィティブアメリカンは、満月にも名前を付けていて・・・

7月の満月は「BucK Moon/牡鹿月」牡鹿の角が生え変わる時期からそう呼ばれるそうです。


季節、星空、生き物など自然と向き合うと、感性に響いてくる言葉がたくさんあります。

新しい言葉に想像を膨らまし、その語感を味わえると何気なく過ごす日常が少しは楽しくなる・・・と思い、全校朝会のお話のネタにしました(#^^#)

さて、7月最初の月曜日、3時間目に教室を回ると、みんなしっかりと学習に取り組んでいました。1学期の終わりと夏休みの始まりが見えてきました。よいしめくくりとなるようまた見守っていきます。

水無月尽

今朝は、雨が降る前に・・・

力いっぱい走り、思い切り球を投げる・・・子供たちが全力を尽くす、その姿を目にすると、大人も力が分け与えられた気持ちになります。

 

水無月尽(みなづきじん)
さて、水無月と呼ばれる6月は今日で終わり。

水無月の美しい字面と響きが・・・尽きるとは、なぜか秀麗な光景を思い浮かべます。

今朝は朝曇りに美しい百合の花を見つけました。明日から7月に入ります。夏が加速しますね・・・

 さばらっ子 水無月尽も 全力走  (≧▽≦)

蒼穹

蒼穹(そうきゅう)
昨日からの雨が上がり、今朝の上空は輝き、白い雲と青い空が協奏するかのように心に響いてきました。佐原小の向かいのスタジアムの上には円を描くように見える青空があり、これが蒼穹かな・・・と思い見上げました。

青く晴れ渡った大空蒼穹ですが、言葉から受ける印象はだいぶ違います。「蒼穹の〇〇」と、小説やアニメのタイトルにも使われる言葉ですね・・・

子供たちは日ごとに言葉を覚えていきます。教科書に出でくる言葉、資料の専門用語、先生の話す言葉・・・一日にたくさんの言葉を知ります。でも、言葉はたくさん教えるからいいという単純なものではありません。子供が体験している世界にていねいに言葉を添えてあげることで心を揺さぶります。その揺れが子供なりの意味や価値へとつながっていきます。

さて、今日も先生たちはどんな言葉をかけているのだろうと耳を傾け、学校を回っています・・・