佐原小学校日誌

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新涼灯火

朝の読書時間がずっと続いています。子供にとって本が身近になることを期待しています。
朝の読書時間のいちばんの成果は、もっと本を読みたくなること
と思いながらカメラ越しに子供たちの様子を眺めています。

いつも机の中に本が入っていて、ちょっとした時間があれば手に取り読み始める・・・
そんな姿が身体にしみ込むと、学校生活に朝の読書時間をわざわざ設けなくてもいいと思います。

でも、もの静かに本にしずむひととき・・・(._.)(._.)(._.)
短くとも学校の中にあるのは「いい!!」と感じます。

新涼灯火(しんりょうとうか)
秋の初めの涼しくなり始めたころは、明かりの下で読書をするのにふさわしい時期である意味の四字熟語。

秋黴雨

今朝は、プール脇のヤマモミジ赤くなっていました。

秋黴雨(あきついり)
こんな美しい日本語もあった・・・最近知った言葉です。「黴」という漢字が難しくて調べたら「秋黴雨(あきついり)」という言葉を見つけました。

あきついりは「秋入梅」とも表すようです。意味は、梅雨のように降り続く秋の雨のこと。残暑を拭い去るように降る長雨で季節を塗り替える雨とありました。昨日の月曜日から続く雨空は、今年の猛暑を本当に塗り替える秋黴雨(あきついり)になってほしいと願うばかりです( *´艸`)

さて、1校時に5.6年教室を見て回ると、国語科の学習、どちらも物語文を読み取っていました。

6年生は立松和平さんの「海のいのち」を読んでいます。先生は注目すべき叙述、言葉や語句を取り上げさせて話し合い考えさせています。幾度となくこの授業を見てきたので、どんな感じに解釈するのかなぁ・・・と漫然と見ていました。

ふと、教科書をみると美しい挿絵が載っています。それも丸々1ページ。なんで、今まで気づかなかったのだろう・・・と思いつつ、主人公の表情、青い水の中の光や泡のきらめきに深く心がひきこまれました。

低学年の国語科の授業では、挿絵を拡大し黒板に張るなど、可視化することによって学習を進めることがよくあります。でも学年が上がれば、挿絵を取り上げることは少なくなってきます。国語科の学習ですから、言葉による見方や考え方にシフトを置くのは当然です。
しかし、この「海のいのち」は元々「絵本」の作品でした。

この教材、もっと挿絵を使ってもいいのでは・・・文章を読解するようにもっと挿絵も読解することで、さらに想像力は膨らみ子供の解釈が豊かになるのでは・・・と、ふと思いました。国語科専門の先生には、注意を受けそうですが(*'▽')・・・

秋黴雨(あきついり)・・・写真と一緒に声にして、なんとなく言葉の世界も膨らむとうれしいです。

 

禾乃登

昨日の9月3日から7日は、七十二候の一つ『禾乃登(こくものすなわちみのる)』です。

禾乃登とは、田に稲が実り、稲穂が色づいてくる頃とのこと。禾(のぎ)は米や麦など穀物の穂先のことだそうです。今朝、学校周辺の水田の稲穂は、水滴をまとい重そうに垂れていました。

人間も徳が深まるほど謙虚な姿勢になるという諺が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」実った稲穂を人生に見た訓示ですね。

でも、小学生は・・・学習に集中したり読書にのめり込むと、つい頭を垂れるかな・・・( ..)φ

明後日、9月6日(水)は授業参観日です。日ごろかみ重ねる子供たちの学びの姿を見ていただきたいと思います。

ひさご

 ひさごとは「ひょうたん(瓢箪)」のことです。いま学級園では緑のひょうたんが実っています。ひさごのほかに「ふくべ」とも呼ばれます。中を空洞にして水筒にしたり、実を二つに割って杓子にしたりできます。豊臣秀吉の千成瓢箪の旗指物も有名です。更科日記には『「・・さし渡したるひたえのひさごの、南風吹けば北になびき、北風吹けば南になびき、西吹けば東になびき、東吹けば西になびくをみで、かくあるよ」と、ひとりごちつぶやけるを・・』とあり、風位計としても軽いひさごを使い、季節の変化を知ったそうです。かわいらしい形と便利な用途で、昔から愛すべき植物ですね。

さて、今日から9月1日。朝の全校朝会では、2、4、6年代表児童が2学期の目標を発表しました。

・・・わたしが2学期がんばりたいことは、マラソン大会です。今年も1位になるようにがんばります。そして、かけ算九九をすらすらとできるようにします・・・

・・・学習は、国語で新しい漢字をたくさん練習します。生活ではそうじをすみずみまですることです。運動では涼しくなったらたくさん走りたいです・・

・・・中学校に向けて勉強が得意と言えるようにがんばります。特に英検もあるのでいろんな単語を覚えたいです。体力ももっとつけるために走ったり、なわとびをしたりします。2学期は、たくさんがんばりたことがあるので、これからも目標に向かってあきらめません・・・

自分の決意をしっかりと言葉にして発表できた三名の姿は、堂々としていてとてもうれしくなりました。

 

ひさごは神話(古事記)にも出てきます。

分水嶺にいる神様が汲みひさごをもっていて、天つ水を汲んでは川に流し、つねに川の水は絶えないこと・・・

古代の女傑がひさごを船のまわりに浮かべて不沈のまじないをしたとか・・・

絶えず沈まず・・・子供たちを励ます先生たちの声掛けは、ひさごのごとくかな・・・と思いが廻った9月の始まりです<(_ _)>

行合いの空

今朝、本校の上には高層の雲と低層の雲が同時にかかっていました。季節のが移り変わるころに見られる空で、これを「行合いの空(ゆきあいのそら)」というのかな・・・と思っていましたが、日中はまた夏日。ちょっと違っていたようです・・・"(-""-)" 

さて、今日は1.2年生の見学学習がありました。行先は、福島駅こむこむ館です。福島駅では、新幹線の連結や新型の車両を見ることができました。やはり実物を目前にすることの魅力は大きく、子供たちはとても興味をもって見学しました。係りの方から、新幹線ホームの長さや一日の利用者数などもクイズ形式で楽しく教えていただきました。

そして、こむこむ館では、ストローひこうきづくりのワークショップ体験。講師の説明を聞いて取り組みました。みんな教えられたとおりにできて、飛ばしたときは大喜びでした。

また、ここで昼食をとり、午後はこどもライブラリーを見学です。

帰り道は、福島駅から市内循環バスに乗って学校に戻りました。バスの中では、ちょっと疲れて寝てしまう子もいました。とても充実した見学学習だったと思います。探検バックの中には、メモやお土産シールが・・・

明日以降、今日の思い出をどうまとめるのか楽しみです( ^ω^)・・・

 

案山子

田畑を荒らす鳥などを脅して追い払うために田畑に立てる人形が案山子(かかし)、でも最近はあまり見なくなりました。その代わり目玉模様のビニール風船や鳥追いカイトなどをよく見かけます・・・(・・? 案山子は作る手間や設置に手間がかかるからなのでしょうか・・・

でも、今日は3.4年生が案山子づくりに挑戦していましたどんなかんじに作るか、あれこれと意見を出したり相談したりして熱心に取り組んでいました。用意した材料の生かし方や取り付け方も考えていました。

休み時間になると、他の学年も手助けに入りました。上学年は経験から、助言も伝えているようです。下学年は興味深げに見ています・・・( ^)o(^ )

ほぼ形になってきたところで、立ててみて・・・また、ああしようこうしようと動いています。

調べてみると、案山子の語源は、「嗅がし(かがし)」ではないかとのこと。 田畑の作物を狙う有害鳥獣を追い払うため、髪の毛や魚の頭などを焼いて串に刺して立て、 悪臭で追い払っていたことから、嗅がしと呼び、次第に案山子に変化したとありました。そして、漢字の「案山子」は、中国の僧侶が用いた言葉で「案山」は山の中でも平らなところを意味し「子」は人や人形のこととありました。

また、案山子は秋の季語。

人立つて鳥追舟の案山子かな   正岡子規

たくさんの俳句に「案山子」の言葉が使われています。

さて、学びは体験から始まります。子供たちがこの後、どんな興味をもって、どんな思いをもって動き出していくのか楽しみです( ^ω^)・・・

牽牛子

手の中にある黒い小さなものは、アサガオの種です。
今朝は、1年生が花が咲き終わり、丸く茶色になった実をもみつぶして、種を取っていました。

ビニール袋にたくさん集めようと夢中になっています。

集めた種をカメラに向けて「見て、これ!!」と瞳が輝いていました( ^ω^)・・・

袋のなかには、ちよっと違う種もあり、それは何と聞くと・・・

「フウセンカズラの種も取りました。こっちは丸くてちょっと白い模様かあるの。」と教えてくれました。

教わらなくても 学びの本質は 夢中になること・・・でしようか!(^^)!

 

牽牛子(けにごし / けんごし)とは、アサガオの種のこと。漢方の生薬として用いられるそうです。

 

これは、雑学として教えようかな・・・(#^^#)

 

天地始粛

今日8月28日から9月1日にかけては、七十二候の天地始粛(てんちはじめてさむし)天地始めて粛す(てんちはじめてしゅくす)とも表されます。粛には、「しずまる」「つつしむ」といった意味があるそうです。まだ暑さが続く時期ですが、少しずつ秋の気配がやってくるという意味のようです・・・

今朝は、風が吹き稲の香りを感じました。トンボもたくさん飛んでいました。

でも、午前10時を過ぎると暑さ指数は厳重警戒状態・・・今日も建物の中で過ごしました。

学習以外、どんなことをして過ごしているか・・・休み時間の様子は以下の写真のとおりです。

卓球、おはじき、タブレットでお絵描き、風船バレーとそれなりに楽しんでいる様子。

おやおや・・・( ^)o(^ ) 1.2年生と5.6年生がチームをつくって、ボッチャも始まりましたよ・・・(#^^#)

しかし、天地始粛の言葉どおりに、この夏の暑さは早くしずまってほしいものですね・・・(;´・ω・)(;´・ω・)(;´・ω・)

爪紅

酷暑の強い日差しが続く中でも、栽培園の植物は花を咲かせ元気に育っています。

大きなひまわりが同じ向きで並び、オクラがレモンイエローの美しい花を咲かせています。

そして、ホウセンカの赤い花が一段と目を引きます・・・ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


このホウセンカの異名が、爪紅 ( つまくれない / つまべに )です。赤い花びらを絞り、その汁で爪を染めた遊びから爪紅の名前がついたそうです。
ホウセンカは、植物の育ち方や体のつくりについて観察をするための理科教材として、多くの小学校で植えられています。そして、暑さにも強く丈夫なため花壇でよく見られる花です。

さて、今日は第2学期が始まって4日目です。危険な暑さも続き、登校途中の1年生から少し疲れた・・・との声も聞きました。
それでも、学校生活のリズムは取り戻してしっかりと学習に取り組んでいます。
2校時の教室では、5・6年生は社会科、3・4年生は書写、そして1・2年生は図画工作科に取り組んでいました。

 5・6年生 社会科の学習

 3・4年生 書写の学習

1・2年生 図画工作の学習

 

さばらっ子もホウセンカのように暑さにも強く丈夫に育ってほしいです‥(/・ω・)/

この週末、少し休んで、また来週、元気に登校できることを願っています(@^^)/~~~

油照り

じっとしていても汗がにじんでくるような蒸し暑い夏の日が続いています。日差しも強く風もないじりじとした天気を表す季語が油照り(あぶらでり)・・・(;^_^A
2階のベランダまで伸びた朝顔は、もっと上にも伸びそうな感じですが、花が咲いて元気があるのは朝だけのようです・・・

子供たちはエアコンのある教室で涼しく過ごしていますが、2学期が始まって3日目、少しつかれた様子もあります。でも、授業に取り組む前向きな姿や室内でも楽しく遊ぼうとする様子をみるとうれしくなります。やはり学校の主役は子供たち。明るく活気のある声が響く校舎はいいですね( ^ω^)・・・

顕微鏡を使って観察している6年生理科

係活動を相談している4年生学級活動

休み時間にホールの卓球台で遊ぶ1.2年生

いま外で元気なのは蝉だけのような気もします。

見つけて撮れたのはアブラゼミならず・・・ミンミンゼミ・・・(#^.^#)

 

 

 

処暑

1校時、3.4年生が夏休み中に育った観察園の整備と観察をしていました。雑草を取り、大きく育った実や種に、まなざしを向けています。
赤く咲いたホウセンカ形よく育ったヒョウタン、そして背を伸ばしたヒマワリが、子供たちを待っていたかのようでした。

2校時の教室では、手書きで観察カードに記録していました。理科室では、5年生も図鑑を使って植物をノートに描こうとしていました。
最近は、デジタル端末に写真を撮ってメモを入力する活動も随分と進んでいます。その長所もありますが、手書きののよさも間違いなくあると感じます。

NHKの朝ドラでも植物を筆で線描する場面がありましたね・・・( ..)φ

さて、今日8月23日は処暑(しょしょ)二十四節気の14番目で厳しい暑さの峠を越した頃とのことですが、熱中症警戒アラートが出ています "(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)""(-""-)"
日中は暑くても、せめて朝夕は涼しくなってほしいものですね・・・

あづま総合運動公園の街路樹

夏の露

夏の露(なつのつゆ)
夏の朝、草木に降りている露のことです。今朝は、ユリにまとわりつく露がこの暑い夏に少し涼しさを感じさせてくれました。

さて、今日から第2学期が始まりました。始業式に集まってきた子供たちをみると、日焼けととともに背も伸びたようです。少したくましくなったように見えます。でも、正直、もう少し夏休みが続いたらいいなぁと思っている様子も分かりました。

しかし「ずっと」なんてないことを、子供は夏から教わります・・・( ^ω^)

「頭と心のスイッチを入れよう。うれしくなることをたくさんみつける2学期にしていこう。」と伝えました。
できるようになること、感謝されること、実現すること・・・
一人でも周りのみんなと協力しても、うれしくなることをたくさんみつけられる学校生活を願っています・・( *´艸`)

そして、教室を回るとさっそく夏休み中の作品や思い出を紹介している場面がありました。

みせたい、つたえたい、おしえたい・・・と「たい」があった夏休みになったことが、表情から伝わってきました。

では、また2学期も、佐原小の日常を、このblogで紹介していきます ( ^^) _U~~

夏の果て

今朝、あづま総合運動公園の陸上競技場西側にある樹木を撮りました。
今日は「福島県民の日」福島県の公式HPには『明治9年(1876)8月21日に、旧福島県・磐前県・若松県の3県が合併して現在とほぼ同じ福島県の姿が誕生したことから、郷土への理解を深め、郷土愛を育みながら、県民が心を合わせてより豊かな福島県を築き上げ次世代に引き継ごうと、平成9年(1997)に「福島県民の日」条例を制定しました。』とありました。


競技場の入口は白く美しいユリが咲き誇り、見頃となっています。

ヤマボウシの実も赤みを増しています。近くの水田も出穂しました。本校の朝顔は2階ベランダまで達しています。

さて、まだまだ暑い日は続くようですが、今日で夏休みはおしまい

子供たちにとっては夏の果て(なつのはて)でしょうか・・・(#^.^#)

明日、校舎に子供たちが戻ってくるのが楽しみです!(^^)!

 

炎ゆ

炎ゆ(もゆ)

太陽が照りつけすべてのものが燃えてしまうような熱気をさす「炎ゆ(もゆ)
真夏の炎天下では熱気のため目にする景色が、ゆらめくように感じることがあります。
そんな今日、福島市中央市民プールで代表児童が力強く水しぶきをあげました。

大きくなったら思い出してくれるような 夏の記憶をつくれたかな・・・(#^.^#)

灼くる

灼くる(やくる)
今週は厳しい暑さが続いています。太陽が照り続ける状態を表す夏の季語が「灼くる
昨日、本校のすぐ隣の県営あづま球場では、福島地区の高校野球決勝戦がありました。
全力プレーへの声援が、灼くる空気を響かせ、佐原小まで力強く伝わってきました。

灼くる声 あづまの空に 雲越える  ( ..)φ

 

朱夏

朱夏
朱夏(しゅか)は夏の別名です。夏を司る神様のことで炎帝(えんてい)とも呼ばれます。古代中国の五行思想では春は「青春」、夏を「朱夏」、秋を「白秋」、冬を「玄冬」と呼んでたそうです。今日で第1学期のしめくくり、明日から夏休みです。
昨日は、委員会活動で「熱中症」について全校生に注意予防を呼びかけました。

その中では自作自演の動画も作成していて披露してくれました。とてもよくできた動画で、もう一度みたいとの声がたくさんあがりました。

持ち帰った端末のMetaMojiアプリの中にその動画入れたので、おうちで家族と一緒にぜひ見ていただきたいと思います。そして、熱中症にならないように改めて注意してほしいです・・・

 


 さて、今日の終業式では、休みが明けたら「おしえたい、つたえたい、きかせたい、やってみせたいとなる、やりたいことがいっぱいの夏休みにしてほしいと伝えました。代表児童からは1学期頑張ったことが発表されました。そして、生徒指導担当から「事故なし、けがなし、病気なし」で過ごすための諸注意もありました。

いま、学校の周りの木々の枝には、小さな実を見つけることができます。ナツツバキ、カエデ、イチョウ・・

この夏を過ぎるころはもっと一回り大きくなります。
「ひとも、夏 育つ」です・・・!(^^)!

朝顔の花一時

朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
この言葉は、アサガオの花は朝開いたら昼にはしぼんでしまうことから、物事が活発で盛んな時期はとても短いことが語源となっているようです。4月6日から始まった第1学期も明日でしめくくり、短かったか長かったか・・・大人は過ぎた日を短く感じる傾向がありますね。
さて、給食ですが、今日が1学期の最終日です。

「おいしく食べましたか?」の問いかけに、元気よく「はい、全部食べました。」との答えが返ってきました。
6月5日から全校生でいただく給食は順調に進み、今は準備や片付けの手際もよくなりました。食べる時間も30分間としっかり確保できることから、1年生もほぼ全部食べきれます。そして、異年齢の構成グループの席割にもできて楽しく会話しながら食べることもできました。

2学期の給食開始は8月23日(水)です。
「夏休み、おうちでの昼食は楽しみですか?」の問いにも、笑顔で「はい、楽しみです。」との答えも返ってきました。休み中も、しっかり食べて元気に過ごしてほしいと思います。

 

おまけ・・・「朝顔の花も一時」と似たような意味なのですが・・・昔の広告コピーを発見!!
ユーモアがありますねぇ・・・((´∀`))ケラケラ

1年が「あっ」いう間なら、夏休みは「ぁ」という間

「ずっと」なんてないことを、こどもたちは夏から教わる

夏は、すぐ来て、すぐ終わる

犬子草

猫じゃらしという通称のほうがよく知られているような気がしますが、正式にはエノコログサ、漢字表記では「犬子草」「狗尾草」とされているから不思議です。道端にその姿を見るようになってきました。

学校から窓を開けてスタジアムをみると、そこから応援の声が鳴り響いています。夏の高校野球の試合が催され熱戦が繰り広げられていますね。

さて、お昼に校内を回ると、6年生が先生と何か打ち合わせをしている様子。近くに寄ると、来週の福島市小学校体育大会水泳大会参加にあたっての注意事項を確認していました。7月27日(木)に福島市中央市民プールで開催される大会です。

しっかり理解して、落ち着いて参加できるように約束事の確認は大事ですね( ^ω^)・・・

そして、学期末の清掃も力が入っていました。少ない人数できれいな校舎を保つためにみんなで力を合わせて取り組んでいます。日頃手を付けられないところも今日はきれいにしていました。

今週で1学期が終わります。夏休みを楽しみに元気に過ごしたいですね(^^)/ 

エノコログサ・・・調べてみたら花言葉もありました!! 「遊び」と「愛嬌」(*^_^*)

山滴る

山滴る(やましたたる)

夏が深まっていくと草木の葉で覆われて、緑が滴るように見える夏山を表す夏の季語ですこの「滴る」という言葉には「鮮やかさがあふれるばかりに満ちている」という意味もあります。
さて、昨日の水泳記録会はあざやかに輝く本校プールで実施されました。

暑さが厳しい中、保護者の皆さんが応援に来てくださいました。

下学年は、水中の輪を拾ったり、ビート板を使って泳いだりと今シーズン身に付けたことの記録を取りました。

上学年は、主に自由形、平泳ぎ・・・と種目ごとにタイム記録を取りました。

その中で6年生の2名は個人メドレーにも挑戦しました。その姿に下学年の児童は憧れの気持ちをもちました。

夏のプールで生命力があふれるさばらっ子の力強さは、まさに山滴る如しでした・・・(#^.^#)

 

 

緑陰

緑陰(りょくいん)

青葉の茂った木陰は強い日差しを遮り暑さを避けられる場所です。いま、あづま総合運動公園の緑陰では、ヤマユリが咲き誇っています。たくさんのユリのから、ほの甘い香りも漂い、ここにいるとなんとなく気持ちが落ち着きます。

さて、校内もエアコンの効果で、緑陰のような環境です。2校時に教室をまわると・・

1.2年生は算数科、1年生は20より大きい数を使って学習していました。ブロックも使って数の理解を深めていました。

 3.4年生教室では、ICTサポートからメタモジアプリの効果的な使い方を教えてもらっていました。福島市電子図書館へのリンクや読み読みカードin summer vacationもノートにして、その使い方を確かめていました。

では、5.6年生は・・・とみると、6年生は社会科、我が国の歴史のワークテストをしてました。出来栄えはどうでしょう・・・( *´艸`)

ここ数日厳しい暑さが続きますが、校内は緑陰のごとく、涼やかな環境のおかげで落ち着いて学習することができています。今日は、このあと3.4校時は水泳記録会です・・・その様子は、また明日に ('◇')ゞ

 

蓮始開

 

今日7月12日は七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)す。見ていると心を清らかにしてくれそうな蓮の花は、夏の朝に開き、昼ごろには閉じてしまいます。

さて、今朝は、児童全員が端末を使って、初めて福島市電子図書館のサイトを開いてみました。

初めて見る電子図書館はどんなものか、そしてどんな本が読めるのか、いろいろ探っています。

6年生はさっそく音声読み上げ機能も使って読む子がいました。

1年生も自分が読んでみたいと思うジャンルにアクセスして、怖いお話や動物のお話を見つけていました。

まもなく夏休みです。福島市電子図書館も利用して、たくさんの本を読むことを期待しています。

佐原っ子 蓮始開 電子図書  (・・?~~?

山百合

1校時に1.2年教室をのぞくと、漢字に取り組んでいました。

書き順や画数に気を付けて練習しています。縦画は上から下に鉛筆を動かし、横画は左から右へ動かすといった原則に気を付けて練習していました。これから小学校を卒業するまで、もっとたくさんの漢字を学習していきます。

はじめが肝心・・・がんばれー (=゚ω゚)ノ

と思いながら、集中して取り組む1年生を応援してみていました。

山百合(やまゆり) 

「山」と「百」の漢字は1年生で習います。「合」は2年生・・・

いま、あづま総合運動公園の山百合が満開です。

 

鴨頭草

鴨頭草(つきくさ)とは露草(つゆくさ)の古い呼び名です。月草とも表記されます。
花期は夏至のころから8月で、道端などどこでも群れて咲く花です。日の出とともに青い花を咲かせる様子は、夏の朝に目をひきます。朝早く咲いてその日の午後にはしぼんでしまう半日花です。
露のようにはかない命だから、それとも夏の朝の露と共に咲くからツユクサの名前が付けられたのでしょうか?畦の緑に映える青い花弁は、とても輝いて美しいです( ^ω^)・・・

さて、先週の金曜日は、講師の先生をお迎えして5.6年生国語科の授業研究会を実施しました。
5年生は「問題を解決するために話し合おう」6年生は「話し合って考えを深めよう」との複式授業です。

指導助言の講師には、昨年もお願いしていて、今年度もご来校いただくことができました。
授業をみていただき、児童の学びの成長について称賛の言葉をいただきました。また、同教科異単元、同時間接指導での言語活動に挑戦した先生の成長ぶりも称賛いただきました。そして、課題についてもご助言をいただきました。

自ら学ぶ子供を育てるのは自ら学ぶ教師です。今後も授業の質の向上に挑戦し続けたいと思います。

夏木立

1校時3.4年生は国語科の授業を進めていました。
どちらの学年も二つのテキストを見比べています。3年生は「ほけんだより」4年生は「体温計の広告」
複式学級だと同じことをしているように見えて、ちょっとしたねらいの違いがよくわかります。
3年生のねらいは、書き手の目的や意図に照らして文章の工夫や効果を読み取ること。
4年生のねらいは、広告の意図や目的に応じた表現の工夫や効果の違いを読み取ること。
そして、すぐに気づく共通する学びの要素は「テキスト」「目的」「意図」「情報の比較」です。

現実の世界の中にあふれるテキストを正しく読み解き見抜くこと
まさに次の時代を切り拓く子供たちに求められる重要な資質・能力・・・と思いながら見ていました(@_@)

今日は週末の7月7日(金曜日)
とても日差しの強い日でした。枝葉の茂る夏木立(なつこだち)を見つけるとなにやらほっとしますね・・・

 

 

 

 

 

 

朝曇

朝曇(あさぐもり)
暑くなる日の曇った朝でした。どんよりとした空模様は、今日が暑くなることを知らせていたようです。

吾妻連峰、安達太良連峰から雲が流れ午前8時を過ぎると青空が広がっていました。

2校時5.6年生の教室では国語科の授業に取り組んでいました。

明日は、講師をお迎えした授業研究会を実施します。5年生と6年生のねらいのちがいを意識して、それぞれで話し合う学習を展開させようとする担任の挑戦を感じます。

会話ではなく、対話となるのか・・・
児童のまなざしが開く対話になるのか・・・
学ぶ児童と、学ぶ教師に期待しています。

四片/四葩

今朝、見つけた風景です。

この写真からどんな音が聞こえてきますか? 

小鳥の鳴き声、蜂が羽ばたく音、揺れる草木の音も聞こえるとうれしいです。

でも実際には写真の中に見える音で、想像が必要ですね・・・Σ(・ω・ノ)

では、下の写真からはどんな音が聞こえてきますか?

子供たちと先生が手に持っているのは、トーンチャイム♬
やわらかで美しい音色を響かせる楽器です。
先生の指揮で、音を順に鳴らす音送りをしています。
まるで、音の球を投げたり受け取ったりしているかのようです・・♪・・♪・・♪・・
音からひろがる子どもの育ちは豊かですね・・・(#^.^#)

四片/四葩(よひら)
今が盛りのアジサイの別名です。あじさいのガクが4枚あることからよひらともよばれるとのこと。
下の写真からは、どんな音が聞こえますか・・・(^^♪

青田波

青田波(あおたなみ)

学校周りの水田の稲は、丈を伸ばし、水をかくすように一面を青々としました。
風が吹き抜けていくときは、稲がなびいて、清々しく美しい風景となります。
青田の上を吹き渡る風を「青田風」、波のように風に揺れる稲穂は「青田波」と呼ばれます。

気温も上がって、今日はプール日和
それぞれ課題に取り組み上達を感じます。おしまいにプールの端を一方向に回り、流れるプールをつくっていました。波のようにはなりませんが、子供たちは自分の身体が流れる水の勢いで前に進む状態を楽しんでいました。

 青田波 プール日和の 涼を取り  ( *´艸`)

愛逢月

愛逢月(めであいづき)
陰暦7月の別名です。七夕の日に再開を許された織姫と彦星が1年に一度だけ逢える月であることから「愛逢月(めであいつき」と呼ばれます。7月は、和風月名の「文月」はもちろんのこと、七夕月(たなばたつき)、女郎花月(おみなえしつき)、涼月(りょうげつ)・・・と呼び方はいろいろあります。

そして、今日7月3日は満です。ネィティブアメリカンは、満月にも名前を付けていて・・・

7月の満月は「BucK Moon/牡鹿月」牡鹿の角が生え変わる時期からそう呼ばれるそうです。


季節、星空、生き物など自然と向き合うと、感性に響いてくる言葉がたくさんあります。

新しい言葉に想像を膨らまし、その語感を味わえると何気なく過ごす日常が少しは楽しくなる・・・と思い、全校朝会のお話のネタにしました(#^^#)

さて、7月最初の月曜日、3時間目に教室を回ると、みんなしっかりと学習に取り組んでいました。1学期の終わりと夏休みの始まりが見えてきました。よいしめくくりとなるようまた見守っていきます。

水無月尽

今朝は、雨が降る前に・・・

力いっぱい走り、思い切り球を投げる・・・子供たちが全力を尽くす、その姿を目にすると、大人も力が分け与えられた気持ちになります。

 

水無月尽(みなづきじん)
さて、水無月と呼ばれる6月は今日で終わり。

水無月の美しい字面と響きが・・・尽きるとは、なぜか秀麗な光景を思い浮かべます。

今朝は朝曇りに美しい百合の花を見つけました。明日から7月に入ります。夏が加速しますね・・・

 さばらっ子 水無月尽も 全力走  (≧▽≦)

蒼穹

蒼穹(そうきゅう)
昨日からの雨が上がり、今朝の上空は輝き、白い雲と青い空が協奏するかのように心に響いてきました。佐原小の向かいのスタジアムの上には円を描くように見える青空があり、これが蒼穹かな・・・と思い見上げました。

青く晴れ渡った大空蒼穹ですが、言葉から受ける印象はだいぶ違います。「蒼穹の〇〇」と、小説やアニメのタイトルにも使われる言葉ですね・・・

子供たちは日ごとに言葉を覚えていきます。教科書に出でくる言葉、資料の専門用語、先生の話す言葉・・・一日にたくさんの言葉を知ります。でも、言葉はたくさん教えるからいいという単純なものではありません。子供が体験している世界にていねいに言葉を添えてあげることで心を揺さぶります。その揺れが子供なりの意味や価値へとつながっていきます。

さて、今日も先生たちはどんな言葉をかけているのだろうと耳を傾け、学校を回っています・・・

白映え

白映え(しろばえ)
梅雨時の雨が降りながら空が明るくなって晴れそうになる空模様を「白映え」というそうです。似た読みで「白南風」となると梅雨明けの頃の晴天の日に吹く南風のこと。どちらも夏の季語ですが微妙に違いますね( ^ω^)・・・今日は「白映え」

朝から雨が強かったですが、10時ごろになると少し晴れて空が明るくなりました。
今日は新体力テスト。体育館で記録を取っています。

自力を発揮しようとみんな真剣です。

終わった子供たちに感想をもとめたら・・・
「おなかすいたー」の声が返ってきました ( ^)o(^ ) 頬も赤らめ汗も・・・ (; ・`д・´)
がんばったことがとてもよく伝わってきました。


曇り空が続き気持ちが沈みがちになるこの時期に、一瞬でも心が晴れるさばらっ子の白映えです。

菖蒲華

今日は七十二候の菖蒲華(あやめはなさく) ・・・でもいまは、見当たらず・・( ;∀;)

アヤメが咲いたら梅雨到来とのことです。すでに梅雨で、もう目につかないのは自然の成り行きなのかもしれませんね。

つながりでラベンダーの写真を一枚・・・(≧▽≦)

しかし、今日のお昼はお弁当の花が咲きました。

いつものように1階ホールでいただきましたが、児童がそれぞれ机上に包みを広げてお弁当箱を開ける様子は、花が咲いたようです。給食もおいしいのですが、お弁当はまた一段とおいしくいただいていました。

そした、早く食べ終わり、あいさつまで時間がある子は、机の中に入れている本を出して読み始めます。

また、その様子もいいなぁ( ^ω^)・・・と思いました。

 

木の下闇

木の下闇(このしたやみ)
木下闇(こしたやみ)という季語もあります。闇の響きがよくないものをイメージしますが、木立の枝葉が茂って夏の太陽の光を遮り、涼しさをもたらしてくれる日陰です。

緑陰という言葉よりも木の下闇は涼しい感じがします。夏の盛りでは、運動公園の広いフィールドより周囲の木立の日陰の方がうれしいですね・・・(*'▽')
さて、佐原小の校舎は市街地の学校よりも少し涼しい環境です。今朝はエアコンをつけなくてもいい感じ・・ ('ω')

3.4年生は校外学習に出かけ、1.2年生と5.6年生はともに国語科の授業をしていました。

今週も落ち着いて学習を進められそうな一週間の始まりです !(^^)!!(^^)!!(^^)!

苔生す

苔生す(こけむす)
長い年月をかけて・・・というたとえの意味がありますが梅雨の時期、雨を吸った苔は生き生きと見えます。

古刹の苔生した日本庭園は、さらに美しく写真映えもしますね。

苔は種類も多く、土手や木の幹、岩など様々な環境に合わせて存在していています。最近は、苔を活用した温暖化対策が導入されるケースもあったり、インテリアとして利用されたりと、苔の新たな魅力が発揮されています。

現在は、地球温暖化、国際問題、少子高齢化、DX進展・・・めまぐるしい社会情勢の中で、変化に対応するだけでなく、新たな変化を生み出す人材育成が求められています。
人も苔に負けじと、しなやかにしたたかに生きる力が必要・・・と、思いのめぐる梅雨空の週末でした。

 

東雲草

東雲草(しののめぐさ)
「東雲(しののめ)」とは東の空がだんだん明るくなってくる頃のこと、その時間にひっそりと咲くころから、アサガオの別名が東雲草(しののめぐさ)と呼ばれるとのことですね。

読み方ひとつで同じ花が奥深しく聞こえるから不思議です。今朝、学校の正門脇に咲いているのを見つけました。

丸い白い花弁で真ん中に向けて5つ紫色の柄があります。「星の混合」という西洋朝顔の早咲きの品種。なんとも涼しげな姿で、東雲草という別名が似合うように感じます。西洋種('Д')なのですが・・・

毎朝、子供たちは教室に入る前に真っ先に観察鉢や学級園に向かっています。

春先に植えた植物が大きく育ってきました。1年生が、ナスの実ピーマンの実が育ち、かぽちゃの花も咲いていることを教えてくれました。

そして「キュウリの花が咲いた!!」と、感嘆の声をあげていました。初めの一輪です。花の真ん中をのぞき込んでいます。終わると実をつけてねと願いながら水をかける姿が、とても微笑ましいです (#^^#)

学級園で植物をよく見ていくことは、対象と子供自身の距離を近付け、認識を広げていきます。そして、言葉や名前も知り、学びの第一歩となります。毎朝の行為は、実はとても大きな意味があります。
言葉や名前からその次は、備わる性質や特徴に興味をもって「もっと知りたい」という気持ちが生まれるように先生たちは声掛けを工夫しています( ^ω^)・・・学びがどう広がるか、またこれも楽しみです・・・

 

夏至

今日は夏至(げし)1年で最も陽が長い一日です。太陽の力が最も強いとも・・いよいよ夏といった感じでしょうか。

そして、6月21日はミッフィーの誕生日。1955年のこの日にオランダの作家ディック・ブルーナが絵本を出版したことに由来されているそうです。そうすると年齢は・・・68歳? (*''▽'')
このウサギのキャラクターはいつも真正面を向いていて横を向かないのは、
「いつも向き合ってあなたのことを見ている」
という、ディック・ブルーナの深い愛情が込められているのだとか・・・では心はミッフィーと同じに、今日のカメラ目線・・・(Q ))  ><ヨヨ

 

 

梅雨の中休み

梅雨の中休み(つゆのなかやすみ)
雨の降らない日が数日続いています。この期間を梅雨の中休みというのでしょうか。

雨露に濡れる紫陽花には風情がありますが、晴れ間の木陰にたくさん並ぶ紫陽花もまたすてきです。今朝は、水田のアイガモものんびりとしてました。
さて、この梅雨の中休みはプールに入る絶好の機会。今日も2時間目に入りました。1.2年生は潜る練習をしたり浮いて先生に引っ張ってもらったりしています。3.4年生はビート板を使った練習、5.6年生はクロールや平泳ぎの練習にも取り組んでいました。

 また、今日は人権の花を植える活動にも取り組みました。サルビアマリーゴールド千日紅をプランターに植えました。サルビアには「家族愛」マリーゴールドと千日紅には「変わらぬ愛」という花言葉があります。花を大切にする心も思いやりの心も同じように育ちます。大事にしていきたいですね ('◇')ゞ

梅雨の中休み、さばらっ子は心地よい風を感じながらのびのびと活動できました (#^.^#)

夏椿

本校プール脇の夏椿(ナツツバキ)の花が咲きました。

夏椿は黄色のおしべに白い花びらが印象的な花で、朝に花を咲かせ夜には花ごと落ちてしまいます。1日しか咲かないことから「儚い美しさ」「哀愁」といった花言葉が付けられていますが「愛らしさ」という花言葉もあります

さて、ようやく今シーズン初めてプールに入ることができました。心待ちにしていた子どもたち、その笑顔はとても輝いていました。明日も入れるかな・・・(*^▽^*)

麦星

麦星(むぎぼし)

うしかい座のα星の和名。この梅雨の季節、晴れ間に見える赤い星で、麦が熟れる頃によくみられることからこの名前がついたとのこと。続く雨が上がり、雲のない夜空に見つけてみたい星です・・・
4年生の毛筆は「麦」の学習。佐原地区の麦畑もすっかり黄金色になりました。

 

プール開きをしたものの今日も水に入れませんが、子供たちは、休み時間に体育館で思い切り動き回っていました。

さて、下の写真は昨日の全校給食の様子です。

6月5日から始めて約2週間。1階ホールを使い全校生で食べています。異年齢の当番グループをつくり配膳や片付けをしています。今のところ学年ごとの席割で食べていますが、慣れてきたら1~6年生のグループで食べる見通しです。

みんなで食べるとおいしい( ^ω^)・・・との子供たちの感想です。

子供たちが楽しそうに食べて、頬を赤らめるのは麦星を見つけるよりもうれしいです。

1年生まで片付ける時間があると、机の中に入れてある本を静かに読む6年生の姿もあります( ^^) _U~~

食器類を片付けたら、みんなで歯磨きですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

潦(にわたずみ)
今週続く雨の天気でアスファルトにもたくさんの水たまりができました。

潦(にわたずみ)とは雨が降って地面にたまり、流れる水の意味をもつ漢字です。行潦と表したり、雨潦(うろう)という言葉もあったりしますが、意味はみな同じのようです。

雨にまつわる言葉を探すと本当にたくさんあります。こんな日本語があったのかと驚きもあります・・・あることがわかると、もう一つ先のことがわからなくなることがあります。

今までわかっていたと思っていたことが、実はわかっていなかった。学べば学ぶほど知らないことが増えていく。そして、知らなかったことを知ると、うれしい・・・・!(^^)!

そんな思いが子供たちに生まれる授業かなぁと今日も教室をのぞいて回りました( ^)o(^ )

 

 

 

雨露の恵み

雨に感謝するときもあれば、災いとして恐れるときもあります。いろんな雨があり、その雨を表す言葉はたくさんありますね。今日は、恵みの雨として・・・雨露の恵み(うろのめぐみ)
自然の雨や露が潤す美しさは、周りの草花や樹木から見つけられます。今朝は紫陽花が咲き、カボチャの花が咲き、アサガオの弦が伸びているのを目にできました。生き生きとしている姿に雨露の温かい恵みを感じます。

さばらっ子は今日もみんな元気に登校して、しっかりと学んでいます >^_^<
その落ち着きから雨露の恵みのようにおうちの方、地域の方、周りのみなさんから愛情が注がれていることを感じます。

梅子黄

梅子黄(うめのみきばむ)
七十二候のひとつ。6月16日~20日で雨水を浴びて梅の実が熟する頃とのこと。
実際、梅はどうなっているのだろうと、学校の近辺を見渡すとありました。
まだ青い実もありますが、黄色くづいています。

梅は三毒を断つ
梅はその日の難逃れ
・・・などのことわざがあるように、梅は古くから我々を守るものとして役立っていたのでしょうね。


今日の午後は分厚い雲が学校の上を覆うときがあり心配しました。しかし、雲はすぐに立ち去り、児童は難なく下校することができてほっとしました。
今朝、出かける前に梅干を食べてきた子がいたのかな( ^ω^)・・・

また明日、あいましょう!!  (/・ω・)/ 元気に登校してね

降りみ降らずみ

降りみ降らずみ(ふりみふらずみ)
雨が降ったり降らなかったり、気まぐれな天気ののことをたとえる言葉です。
霧雨の今朝でしたが、止むようで時折降るようす。梅雨入りを実感しますね・・・( ̄ー ̄)

写真は今日の5.6年生の国語科の様子です。5年生が先生と物語文について話し合っている間、6年生は自ら学習を進めています。

何に取り組んでいるのかな・・・黒板とノートをのぞくと「複合語」、教科書には、
・・・言葉と言葉が組み合わさることで新たな言葉が生まれる場合があります。このような言葉を複合語といいます。複合語には・・・
とあり、どんな言葉を組み合わせた複合語があるのか、考えながらノートに書いていました。

降りみ降らずみを調べるとこれは連語。複合語とは違いもあるようですが、その違いはわかりにくい・・・(''_'')

こだわると、くもの糸に絡まるようで、このへんで・・・・( *´艸`)


霧雨や 降りみ降らずみ くもの糸

青水無月

昨夜から続く雨の朝です。午前中はしばらく続く模様です。
1時間目、3.4年教室をまわると国語科の学習に取り組んでいました。
先生が4年生にむけて教科書を読んでいる間、3年生は端末を使ってレポートづくりに取り組んでいました。
先日、それぞれ選んだ対象を調べてまとめています。用紙いっぱいに記入してあり、完成が楽しみになりました。

青水無月(あおみなづき)
陰暦6月の別名です。青葉の茂るこの時期に、雨音が静かに聞こえるような美しい響きのある言葉ですね。
今朝の雨模様と重なります・・・

昨日は第1回の学校評議員会が開かれました。どの教室でも、みんな落ち着いてしっかり学習に取り組む姿を見ていただきました。

朝曇

朝曇(あさぐもり)


暑くなる日の曇った朝の様子を表す言葉です。前の日の強い日差しで蒸発した水蒸気が、明け方になると冷える朝の一時的な現象とのこと。これから天気が崩れる前の静けさでしょうか・・・
どんよりとした空が箕輪山の上に広がる今朝です。

でも、そんな空模様とは全くちがうさばらっ子
木曜日の朝は、保健タイム
姿勢体操に取り組んでいました。
1.2年生ももう慣れたもの。6年生のお手本を目の前にして腕を回したり、背を伸ばしたりしていました。
さて、朝曇りなど吹き飛ばして「今日も姿勢よく学習に励みましょう」!(^^)!!(^^)!!(^^)!

蟻の思いも天に届く

学級園のジャガイモがとても大きく育ちました。
よく見ると、黒いもたくさんいて、葉の上を歩いています。

「蟻の思いも天に届く」(ありのおもいもてんにとどく)
小さなものでも一心に努力すれば希望をかなえることができるということわざです。
似たようなことわざはほかにもあります。
雨垂れ石を穿つ」
「一念岩をも通す」
「志ある者は事ついに成る」
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
・・・
調べるとまだまだありそうです。
どれも時代を超えて、ひたむきな積み重ねの大切さをたとえていますね。

5.6年教室の廊下には、自主学習ノートが掲示してあります。
一人一人取り組み方を工夫していました。
先生も読めない漢字を探したり、プロ野球選手の成績数値に着目したりと様々です。

何か面白いものを見つけてそれを知ろうと夢中になって続ける。そんなときに学びは広がり深まるのでしょうね。
子どもは本来柔軟です。すぐに役に立たないことでも知りたがります。
「子どもはこうだ」と決めつけて、先手を打つ働きかけではなく、子どもが面白がって知ろうとすること、ひたむきに知り組んでいることを見守ってあげたいと思いました。

麦の風

佐原地区を回ると水田が多いのですが、その中で麦畑も見つけることができます。今朝見ると、少し黄金色になりかけていました。

麦の風(むぎのかぜ)麦の秋風とは、初夏の季語。麦の収穫を迎える頃に吹く清々しい風のことです。

晴れた空の下で、麦の穂が揺れる音は心地いいです(^^♪ 麦畑に吹くさわやかな風に期待がふくらみます。

今日の福島市は夏日になるとの予想ですが、佐原小の室内は20℃を超えるぐらい。とても過ごしやすい午前中でした。

第3校時、1.2年教室から音楽が聴こえてきます。
鍵盤ハーモニカ、鉄琴、歌声・・・・先生のオルガン伴奏・・・

ど れ み ふいてみよう れ み ふぁ あさぼうよ
み ふぁ そ なかよくね そ ふぁ み れ ど れ ど

曲名は「なかよし」、先生の歌声に合わせて、かわいらしい音が響きます(^^♪

少し離れて耳にしても、心地よく・・・校内に麦の風が吹いているようでした・♪・・♬ (#^^#)

 

梢の夏

梢の夏(こずえのなつ)
先週の雨の月曜日とは違い、今週は晴れた青空が広がる月曜日です。
梢(こずえ)とは木の幹や枝ののこと。青々とした葉が茂り、夏めくころの梢に、目を向けるのが楽しみになってきました。周りのアジサイはまもなく、ナツツバキの花つぼみも大きくふくらんできました。
色づくころ、夏の本番が始まるような気配です・・・( ^)o(^ )

今朝は、学校前水田に放たれている合鴨元気な鳴き声が響いています。
以前は、人の気配を感じるとさっと逃げていたのですが、今朝は近くに寄っても逃げません。悠々と水の上を動いています。写真も撮らせてくれました('◇')ゞ

さて、1時間目に教室を回ると、3.4年教室では国語科で、レポートのつくり方や新聞づくりを話し合っていました。4年生はグループで、3年生は一人ずつでつくる様子。4年生はどうしょうかなぁ~と相談中・・・

3年生はみんな主題が決まって、図書コーナーで資料を探していました。

その中の一人が、合鴨について調べると決めた様子。

資料の図書も見つけて、先生に教えていました・・・

さてさて・・・このにどんなレポートができるのか、とても楽しみです( ^^) _U~~

走り梅雨

走り梅雨(はしりつゆ)

台風の影響による雨の日です。

福島の梅雨入りはまだニュースになっていないので・・・今日の雨は走り梅雨なのかなと思いました。
「走り」は「先駆け」という意味があります。
また「迎え梅雨」「梅雨の走り」という言い方もあるようですね・・・

学校前水田のアイガモも小屋から出たり入ったりして、雨を避けているようです。

業間の休み時間は、6年生がさっそくホールに置く卓球台で遊び始めました。
交替しながらラケットを手に、球に向かう様子は楽し気で仲のよさを感じます。

体育館で遊んでいた子供たちも校内に戻ると、入れ替えた掲示板の写真に気付いて眺めていました。
先日の歯磨き教室のスナップ写真です。赤く染めた歯、磨き方の個別指導・・・素直な表情が写っています。

雨模様の一日ですが、穏やかで楽し気な、さばらっ子でした( ^ω^)・・・
さばらっ子 テーブルテニスの 走り梅雨 

栗花落

栗花落(つゆり)
「梅雨」を「つゆ」とよむのは知られたことですが、「栗花落」を「つゆり」とよむのはなぜだろう? (?_?)

今日は6月1日、月初めの全校朝会では、このお話をしました。
まずは人気漫画「鬼滅の刃」の登場人物です。主人公や妹、仲間の剣士の絵を見せてその名前を問うと、児童はよく知ったもの・・・少し凝った氏名が出てきます。
竈門炭治郎、竈門禰豆子、吾妻善逸、嘴平伊之助
その他の、若い女性剣士の絵を見せます。知っている子は、すぐに名前が出てきます。
胡蝶しのぶ
そして、似たもう一人の若い女性剣士の名を問うと・・・
栗花落カナヲ

・・・そう、ここで栗花落の言葉を取り上げました。
そして、どうして、この字で「つゆり」と読むのでしょう?

調べた答えを伝えます。
栗の花の落ちる時期と梅雨入りの時期が重なることから・・・
散る栗の花を見ては今年も雨の季節を訪れを知ることから・・・

まとめに、子どもたちに伝えたのは、漫画でも本にはいろいろな言葉が出てくること。
言葉について気になったら調べてみるといいこと。
そして、これからの雨の時期、ぜひ読書をしてみようということです。

・・・昔の日本人の言葉の感性・・これはまた違う機会に・・・( *´艸`)

生徒指導の先生からも6月の生活目標についてお話がありました。

「校舎内の過ごし方を考えよう」・・・(*'ω'*)