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オーケストラがやってきた!

  待ちに待った、オーケストラによる音楽鑑賞教室の日がやってきました。
校長が挨拶の中で、夜も眠れなかった、と話していましたが、その思いは誰もが
同じだったと思います。
 指揮者、ソリスト、オーケストラの団員70名、本校児童69名、職員12名、
そし一般観客55名の総勢206名が、この平田小体育館に集い、幕が開き
ました。

 オープニングは、ワーグナー作曲の歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏
曲。幕開けにふさわしく、堂々とした楽曲で始まりました。その後、数々の楽器の
紹介を含め、日本の童謡・唱歌による「日本の四季」が演奏されました。(なんと、
楽器の中には、めったに目にすることのないハープもありました。)

 前半と後半の2部構成で、後半には、校歌の演奏もありました。児童たちも声高
らかに校歌を歌いました。オーケストラの団員の中には、見覚えのある顔が・・・。
そうです。本校教頭が、バイオリンでサプライズ出演! コンサートマスターの席
で、華麗な弓さばきを見せていました。



 さらに、指揮者体験コーナーでは、指揮者の牧村氏のご指導を受け、3名の児童が
ビゼー作曲の歌劇「カルメン」の前奏曲で、見事な指揮を披露し、会場から拍手喝采
を浴びました。 



 さて、このコンサートの圧巻は、何といっても、オーケストラと児童との夢の共演です。
7月のワークショップ以来、練習し続けてき「ビリーブ」を、オーケストラの演奏と
ともに、歌い上げました。その迫力といったら・・・。体育館が感動の渦に包まれま
した。  

 

 最後は、エルガー作曲の「威風堂々」で心が高揚し、アンコール曲の手拍子の中に
コンサートの幕が閉じました。夢のような時間が過ぎました。

 平田小の周りの田んぼには、稲穂が黄金に実り、いよいよ秋が深まりました。